強い人というのは、無理を超えたところで何かができ、それを楽しめる人です。
強い人の例として、桜井章一はランナーズハイを挙げています。
本当にきつい状況を乗り越えると、むしろそれが快感になってきて、楽しくなってくるのです。
麻雀ではリーチがかかります。
これは辛いトラブルですが、逆にチャンスでもあります。
「ピンチはチャンス」と言いますが、それを言い表したような名言ですよね。
麻雀におけるリーチというのは、「あと一牌で上がり」を宣言する行為です。
リーチを宣言された方は圧倒的不利な気がしますが、そんなこともありません。
リーチを宣言した人は手牌を変えれないので、付け入る隙はいくらでもあるのです。
たまたま来たチャンスは、真のチャンスではありません。
辛抱して辛抱して、腐らず流れを掴むのです。
麻雀には「流れ」があると言われています。
麻雀の流れは抽象的な概念ですが、「雰囲気」とか「勢い」みたいなものです。
その流れを掴めた人が、麻雀では勝者となるのです。
今の「麻雀プロ」と言われている人達は、傷つくことを恐れて勝負をしてたり、手元の点棒を失うことを恐れて逃げ回ったり、ギリギリのところまで頑張ってみようということが少ない。
これは麻雀プロについて語った名言です。
単純に自分の勝ちを放棄して、相手の和了りを防ぐだけの行為は愚かだと言っているのです。
そのような行為は、ただ自分の流れを止めているだけに過ぎません。
そうではなくて「手の内に残ったどちらかが当たり牌だ」というギリギリのラインまで攻めなければ、相手の手牌が読めているのかズレているのかの見極めがつきませんし、流れを自分のものにすることもできないのです。
せっかく取ったんだからしまっとこう、という麻雀は打つんじゃないよ。
トップを獲る為には、5200点和了ったら、3900点を返してあげるような気持ちが必要だと桜井章一は語っています。
麻雀というゲームでは、点棒を他者に与えないと勝てない局面があるのです。
組織化されているということは、もうすでに維持に回っていることを示しています。
麻雀という競技では、感性が重要となります。
仕組み化したり、セオリー通りの打ち方で守りを固めても、決して勝つことはできないのです。
自分というガラスが曇っている限り、何も見えません。
相手のことをわかろうと努力しても、自分のことすら理解できていなければ、相手のことがわかるはずありません。
まずは自分というガラスをきれいに磨きましょう。
お金儲けをすることだけが仕事ではありません。
人に生きる栄養素やエネルギーを与えることが真の仕事なのです。
これはつまり「仕事=生きがい」という話だと思います。
お金儲け(=ライスワーク)だけを目的にするのは、心が貧しいと思います。
「なぜ生きているのか?」という、人生の本質を考えましょう。
麻雀というのは、決して数合わせではなく、筆で綺麗な絵を描くようなものなのです。
裏プロとして活躍し、「麻雀界最強」と謳われた桜井章一のたどり着いた境地がこの名言です。
麻雀が持つ本質とは、数で思考したり、数字を話したり、数で見極めようとする所にはないそうです。
麻雀というのはなんとなく理数系の遊びな気がしますが、実は右脳を使うクリエイティブな遊戯なのです。
運の悪い人というのは、真の努力や工夫をするチャンスがある人、と言えるのではないでしょうか。
これはとてもポジティブな名言ですよね。
要は考え方次第なのです。