私と私以外の麻雀打ちとの違いは、心だけです。
もちろん小手先のテクニックやスキルは違うと思いますが、一番重要なのは「心」だと桜井章一は語っています。
意外なことに、麻雀が強くなる秘訣というのは精神論なのかもしれません。
雀鬼会では、瞬時の判断力というものを大切にしています。
普通は1時間ほどかかる麻雀というゲームを、雀鬼会では20分以内に終わらせているそうです。
思考の無駄、行動の無駄を省けば、それだけ短期間の半荘(ハンチャン)が実現できるようです。
雀鬼会では「2秒以上考えた場合は迷い」として、早く判断するように指導しているそうです。
私に言わせれば、麻雀に必要な要素は、少しの知識と心の強さと体で打つことくらいなものです。
手牌を読んだり、裏筋を考えたり、色々な知識が求められる麻雀というゲームですが、それよりも心の強さが重要だと桜井章一は語っています。
体のバランスや使い方、動かし方も、勝つためには大いに関係あるそうです。
麻雀が弱い人は、心が弱い。
心が揺れると、そこから元に戻せないから負けるのです。
桜井章一は「麻雀が強くなりたいなら、普段の生活から自分を鍛えなければいけない」と語っています。
自分に打ち勝った人だけが、他人にも打ち勝つことができるそうです。
麻雀は人と人との戦いですが、私は他者に惑わされません。
「アイツは強い」「コイツは弱い」と人を見ているのは、知識で打っている証拠です。
麻雀牌だけを見つめていればいいのです。
自由に生きるためには、勝手が許されません。
自由に生きるためには、自分の自由な言動への責任が伴うのです。
雀鬼「桜井章一」の生き方
ここまで雀鬼と呼ばれた裏プロ「桜井章一」の名言集を解説してきました。
裏の世界の代打ちとして活躍した人物なので、なんとなく怖いイメージがありますが、きちんとした道徳観&倫理観を持った人なのだと理解できたはずです。
雀鬼会では「桜井会長」と慕われている人物なので、きっと人望も厚いはずです。
普通の人が味わえないような、ギリギリの勝負をしてきた人物の言葉は重みがありますよね。
麻雀が好きな人はアカギやカイジの名言集もぜひご覧ください。