オウンドメディアを作るメリットとは?

オウンドメディアを作れば、先ほどお伝えしたような「広告宣伝が実質無料(0円)」となります。

これは長期的に見た場合、大きなアドバンテージになるでしょう。

なぜかといえば、競合他社と戦うのが”営利企業の宿命”だと言えるので、そのような観点ではかなり大きなメリットになるからです。

当たり前の話ですが、同じような商品を販売している場合、コストの安い方が価格も下げられるので、絶対的な強さがあります。

マーケティングコストは大きくなりがちなので、オウンドメディアを活用しながら、できるだけコスト削減した方が良いですよね。

つまりオウンドメディアを作るメリットには、実質的な広告費の削減、将来への事業投資、広告収入などが入る即時メリットなどがあるのだと思います。

デメリットもあるので要注意!

たくさんのメリットがあるオウンドメディアなので、「よし、早速やってみよう!」と安易に考えるのは要注意です。

もちろんデメリットもあるので、その辺りを天秤にかけながら検討しなければいけません。

まず代表的なデメリットが”初期コスト”です。

オウンドメディアはwebメディアなので、比較的初期投資は少なくて済みますが、それでも費用ゼロ(0円)というわけにはいきません。

具体的には、ドメインを取得して、Webサーバーを契約&設定し、ウェブサイトを作り、大量のコンテンツを投入し、それをリライトする、という作業が必要になります。

この中でお金がかかるのは、ウェブサイトを作ることと、大量のコンテンツを投下する部分です。

ウェブサイトをスクラッチ開発すると、おおよそ300万円ぐらいの予算感になると思いますが、WordPress(CMS)で構築すれば2万円程度(有料テンプレート)で済みます。

この時、絶対に無料テンプレートを使ってはいけません。

オウンドメディアは長期運用が前提なので、使い勝手の良さが重要になります。

なので、もしWordPressのテンプレートを使う場合には、自分の要望にあった有料テンプレートを購入しましょう。

そして大量のコンテンツを投下するコストですが、1記事あたり@2万円~3万円ほどで考えるのが無難だと思います。

とにかく最初は100記事ほど投入しなければいけないので、「3万円×100記事=300万円」ほどの予算感になるでしょう。

しかし、全ての記事を自分一人で作成するのであれば、これらのコストは0円にできます。

先程の予算は、あくまでもアウトソーシングする前提なので、取り組み方によっては全然お金がかからない”低コストモデル”にできるはずです。

例えば、ドメインを取得して、Webサーバーを契約&設定し、ウェブサイトを作り、大量のコンテンツを投入し、それをリライトする、という作業を全て自分一人でやった場合、とりあえず必要な目先のコストは5万円程度で済むはずです。

この辺りは予算との相談になるはずなので、色々と検討してみましょう。

採算を合わせるのが難しい

オウンドメディアという性質上、基本的には広告宣伝の為に立ち上げるはずですが、その収益の回収は少し先延ばしになるはずです。

つまりキャッシュアウトとキャッシュインが合わないということです。

もちろん広告収入が多少入るのですが、それだけで運営費を賄うのは至難の技だと思います。

なので、基本的にオウンドメディアは先行投資型だと思った方が無難です。

そう考えた場合、ある程度キャッシュ(現金)があったり、人的リソース(最低でも専任が1人)がなければ、オウンドメディアを立ち上げることはできないでしょう。

これはあくまでも個人的な感覚ですが、立ち上げから3ヶ月~6ヶ月頃までは、とにかくオウンドメディアにリソースを取られてしまいます。

しかも一度走り出したら、更新を止めることもできません。

オウンドメディア運営では、あくまでも永続的な仕組みを目指していくので、どうしてもリソースが足りない場合には、運用担当者を採用する羽目になると思います。

ただでさえ「収益先延ばし」のオウンドメディアに対して、追加の人件費が発生すると、さらに採算は悪化するでしょう。

この辺りのイメージができずに、とりあえず勢いでオウンドメディアを作ってしまうと、手痛いしっぺ返しを食らうことになるので、これからオウンドメディアを作る場合には十分注意しましょう。

オウンドメディアはアイデア次第

ここまでオウンドメディアの作り方や運用方法について解説してきました。

オウンドメディアは100%コントロールできる自社メディアなので、使い方次第ではとんでもない効果を発揮するケースがあります。

つまり「オウンドメディアを生かすも殺すもアイデア次第」ということです。

オウンドメディアを運営して思うことは、「マーケティング担当者のセンスが重要」だということです。

マーケティングに正解はないので、その担当者の力量によって、オウンドメディアの成果は180度変わってきます。

これは経営者にとって”属人化リスク”なのですが、ある程度成果を平準化するアプローチ方法もあります。

それは毎日(デイリー)PDCAを回しながら、常にグロースハックするやり方です。

この考え方はシステム開発で言えば「アジャイル」になるので、リスクコントロールするのに役立ちます。

そしてオウンドメディアには「完成」という概念がないので、ビジネス環境の変化に合わせながら、常に進化させていかなければいけません。

これを愚直に、かつ誠実に実行できるマーケティング担当者さえいれば、きっとオウンドメディア戦略は成功するはずです。

もちろん成功までの道のりは長いと思いますが、努力した分の見返りはあるので、ぜひチャレンジしてみてください!




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