弘法大師「空海」が残した言葉11

増(かさ)なれる氷、何ぞ必ずしも氷ならん。

夏に入るときはすなわち溶け注ぐ。

この言葉は「厚い氷だったとしても、いつまでも凍っていることはない。夏になれば溶けて流れ出す」という意味です。

落ち込むことはありますが、必ず夜明けはやってくるのです。


弘法大師「空海」が残した言葉12

物に定まれる性なし。

人、何ぞ常に悪ならん。

この言葉は「物には決まった性質などない。どうして人間は常に悪人でいられようか。」という意味です。

経験が増えたり、時間が経過すれば、人間は成長していきます。

それを伝えている名言だと思います。


弘法大師「空海」が残した言葉13

短いつるべの水を汲む、疑いを井の枯れたるに懐(いだ)き、小さき指の潮を測る、猶底の極まわれるかとおもへり。

この言葉は「短い縄のつるべを持って水を汲み、水が少なかったからと言って井戸が枯れてしまったのかと疑い、短い小指で海の深さを測り、指が全て入ったからといって、海の底に届いたのだと勘違いする。」という意味です。

「井の中の蛙大海を知らず」ということわざに通じる、無知や良識の狭さを揶揄したのです。

勝手な思い込みは失敗につながるので注意しましょう。


弘法大師「空海」が残した言葉14

眼明らかなる時は、すなわち途に触れて皆宝なり

この言葉は「心の目が明るくなっていれば、あまりに近くて見えづらい心の中にしまっている宝物が見えてくる」という意味です。

「心の中の宝物」というのは、本来の自分とか、無限の可能性などを意味しているのだと思います。

つまり、ネガティブに考えるのではなく、何事もポジティブに考えれば、きっと道は開けるということです。

何事も前向き思考で取り組みましょう!

まとめ

ここまで空海の名言集をご紹介してきました。

心が穏やかになる言葉ばかりなので、この中からお気に入りを座右の銘にしてください。

同じく宗教家である道元の名言集もおすすめです。

「禅」の悟りが理解できる言葉ばかりばかりなので、ぜひコチラも併せてご覧ください。




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