計画は生き物だ。
その根本的な目的は国内に眠っている資源を見つけ出し、それを生産のために働かせることにある。
計画があるから行動が起こります。
そしてそれが仕組み化に繋がるということです。
よって、計画が中途半端だと、行動も中途半端になってしまいます。
マネジメントする経営者は、できるだけ具体的な絵(計画)を描きましょう!
労働者は革命の最も重要な代弁者だ。
これは歴史を見ても明らかですよね。
資本主義でも社会主義でも、労働者階級が最も重要なリソースになるのです。
社会主義とは単なる言葉の問題ではなく、経済と意識によって作られるものだ。
結局国家とは”人民”によって構成されるのです。
社会主義といえども血の通った経済システムが作れるということです。
エアコンの効いた快適な役所の部屋に閉じこもっていたら、労働者の鼓動は耳に入ってこない。
この言葉からチェ・ゲバラは現場主義だったことが分かります。
優秀な経営者はみんな”現場第一主義”を掲げているので、これは見習うべきポイントだと思います。
現場第一主義の経営者といえばホンダ創業者の本田宗一郎ですよね。
本田宗一郎の名言集は下の記事をご覧ください。
社会主義とは人民のための生産手段を人民が所有するところにその特徴があるという点を頭に入れておくべきだ。
チェ・ゲバラが目指していた社会主義国家とは、政府主導型ではなく人民主体型でした。
完全に民主的で、人民の要求と願望にのっとった、人民の意志で決定される、文字通り『民主的な社会主義社会』なのです。
革命の勝利を確かなものとし、さらに全面的に強化するために、様々なタイプのカードルを育成すべきだ。
カードルとは、政権中枢が発した全体的な方針を噛み砕いて自分なりに理解し、それを具体的な指針として大衆に伝える能力を身につけた、政治的に成熟した人間のことです。
そして創造性に優れていて、高い指導力(リーダーシップ)を持ち、政治的な専門性も身につけている人物なので、かなり希少だと言えます。
このカードルが不足すると、せっかく革命を成功させたとしても、国家運営に失敗してしまうそうです。
失敗やつまずきもあったし、正しい道を探すために後戻りせざるを得ないこともあった。
どんなに優秀な人であっても、失敗しないことはありません。
その失敗から何か学び、改善させることに価値があるのです。
一年一年、我々は少なくとも前進している。
毎日前進していけば、必ず成長できます。
『日進月歩』の精神で、日々精進しましょう!
男性も女性も、労働を終えて疲れていようが、必ず学習するように努めるべきだ。
チェ・ゲバラは「1日1時間であっても30分であっても、必ず知識を蓄えるように」と語っています。
勉強するのが苦手な人は、読書するのでも良いでしょう。
オススメのビジネス書は下の記事を参考にしてください。
暴力は搾取者だけの所有物ではない。
被搾取者も暴力を使用できる。
チェ・ゲバラは「必要な時には被搾取者も暴力を使用するべきである」と語っています。
それはすなわち”革命”を推奨していることになるのですが、それが搾取者への抑止力にもつながります。
暴走した独裁者を出さないためにも、「被搾取者はいつでも暴力を使える」という環境が必要なのだと思います。
実際には二つ目の部隊だったのだが、敵を欺くために「第四」と名付けた。
チェ・ゲバラは、反乱軍第2部隊の司令官に任命されていましたが、対外的には「第4部隊」と呼んでいたそうです。
これは頭脳戦であり、まさに情報戦ですよね。
祖国か、さもなくば死か!
我々は勝利する!
これが一番有名なチェ・ゲバラの言葉だと思います。
チェ・ゲバラ曰く、ゲリラにはこれしか生きる道がないそうです。
チェ・ゲバラの”覚悟”やキューバ革命の”困難さ”が垣間見える、歴史的な名言だと思います。
まとめ
ここまで革命家「チェ・ゲバラ」の名言集をご紹介してきました。
ゲバラは反骨精神たっぷりの人物ですが、決して単細胞というわけではなく、かなり頭の切れる”頭脳派”だったことが伺えます。
いわゆる”インテリヤクザ”みたいな人物ですが、現在のキューバを作った偉人でもあるので、チェ・ゲバラの精神から物事を成し遂げるコツを学びましょう!