
2018年は副業解禁の元年と言われており、副業に興味を持ち始めた男性も多いはずです。
しかし具体的に副業と言われても、「どのような種類があるのか?」「自分にできる副業は何なのか?」「そもそもどれくらいの収入が期待できるのか?」など疑問は尽きません。
そこで今回は、男性におすすめの副業をランキング形式でご紹介していきたいと思います。
ぜひ副業を始める為の参考にしてください。
概要
副業解禁された理由
副業解禁は2016年頃から本格的に検討が開始されましたが、そのような検討がされ始めた背景にはある理由があります。
それは、少子高齢化にともなう労働人口の減少です。
この人口減少は将来確実な事象であり、日本経済の先行きを暗くする要因にもなっています。
というのも、人口が減少することで、必然的に働き手が減少するからです。
就業人口が減少すると、所得を得る人が少なくなるので、その分の消費が冷え込みます。
すると企業の収益が低下し、日本全体でのGDP低下に繋がっていくのです。
関連記事:社会人の副業は意外と稼げる!?正社員やサラリーマン副業のススメ
副業解禁は国策である
このような国力が低下することが明確な場合、政府は何らかの改善策を実施しなければいけません。
その改善案が「副業解禁」なのです。
つまり、日本経済を成長させ続ける為には、
- 今よりも働き手を増やす
- 今よりも消費を増やす
の2択しか無いのです。
その労働力確保(働き手を増やす)の一環として、副業解禁が本格検討され始めたのです。
その結果、以下のような時系列で副業解禁が進んでいきました。
政府は「働き方改革」として正社員の副業や兼業を後押しする。企業が就業規則を定める際に参考にする厚生労働省の「モデル就業規則」から副業・兼業禁止規定を年度内にもなくし「原則禁止」から「原則容認」に転換する。複数の企業に勤める場合の社会保険料や残業代などの指針もつくる。働く人の収入を増やし、新たな技能の習得も促す。安倍晋三首相は副業や兼業について「普及は極めて重要だ」との認識を示している。
引用:2016/12/26版 日本経済新聞 一部抜粋
厚生労働省は20日、企業が就業規則を制定する際のひな型となる「モデル就業規則」について、副業を認める内容に改正する案を有識者検討会に提示した。現在は原則禁止としているが、事前に届け出を行うことを前提に副業ができると明記した。
引用:2017/11/20版 日本経済新聞 一部抜粋
つまり副業解禁は日本全体で見た際の国策であり、企業もこの流れに抗うことはできないということになります。
しかし、まだまだ課題は多く、副業解禁が浸透しているとは言えない状態が続いています。
関連記事:副業解禁しない会社はヤバい?副業を解禁した大企業40社の目的と理由
企業はなぜ副業解禁を歓迎する?
副業解禁は一見すると企業側にメリットが少ないように見えます。
実際に副業解禁をする企業がある一方で、ほとんどの企業は本格的に副業解禁していません。
ではなぜ一部の企業は副業を解禁したのでしょうか?
その理由は様々ですが、最も多い理由は”優秀な人材を確保”する為です。
関連記事:年収アップするには副業収入が必要|年収300万円時代を生き抜く方法
副業解禁は人材採用に繋がる!?
なぜ優秀な人材を雇用する為に、副業解禁が有効なのでしょうか。
一見すると矛盾するように思えるロジックなので、ここで違和感を覚えた人も多いと思います。
その理由をご説明すると、副業解禁は人材流出の懸念がある一方で、優秀な人材を雇用できるという期待感があるからです。
矛盾しているようにも聞こえますが、これは長い目で見ればプラス効果があることが十分想定されます。
例えば、現在のように副業解禁が順調に浸透していったとします。
すると当然のように副業する会社員が増えていきますし、そもそも「副業しよう!」と行動できる人は前向きで優秀な人が多いはずです。
これは外部環境への対応能力を表すので、絶対的な指標になってきます。
そのような優秀な人が転職しようとした場合、すでに副業を始めてしまっているので、副業禁止の会社には心理的に転職したくないことでしょう。
つまり副業解禁しないと、「転職先の選択肢にも入れない!」ということになりかねないのです。
関連記事:サラリーマンの楽しいサイドビジネス|おすすめ副業ランキング5選
社内が活性化する
一方で副業をするということは、自社に留まりながら他社で働いたり、夢を叶える(自己実現)こともできます。
すると結果的に退職する意味がなくなっていくので、離職率の低下に繋がっていくことが想定されます。
さらに社員が副業したことで得た知識やノウハウを、自社のビジネスに転用できる可能性もあります。
これは外部人材の採用をしなくとも、社内のダイバーシティが実現することにもなります。
あなたが経営者であれば、この大きなメリットにはピンとくるはずです。
また副業をしようと思う人は比較的アグレッシブだと思われますので、そのような人は世の中的に優秀なことも事実です。
よって、企業にとっては副業を解禁した方が「長い目で見ればメリットが多い」という判断がされているようです。
副業ランキング一覧
ここまで、副業解禁に関する情報をお届けしてきました。
それでは実際に、副業をする為に有益な情報をご紹介していきたいと思います。
特に、男性におすすめできる副業をランキング形式でご紹介していきたいと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:儲かる副業ランキングは本当?地味に儲かるor本当に儲かる副業6選!
関連記事:サラリーマンの儲かる副業ランキング10選|独立起業にも最適
【おすすめの副業1位】リファラル(紹介)営業
男性は在宅の副業というよりは、アクティブな副業をされてみていかがでしょうか?
昨今話題になっているリファラル営業とは、「紹介営業」を意味する言葉になります。
リファラル営業では、特定企業の製品・サービスを知人や取引先に紹介することで報酬を得ることができるのです。
実際、営業職の人は人と人を繋ぐ作業を日常的にやっているはずです。
しかし、それはあくまでも善意(報酬ゼロ)でやっているので、そこにインセンティブを付けてしまえば「結果的に副業になる」という発想が採用されているのです。
この副業は名前の通り「営業」になるので、営業職やセールス職の方には最適な副業だと思います。
仕組みをプラットフォーム化しているリファラル営業サイトがありますので、気になる人はチェックしてみてください。
関連記事:リファラル営業とは何?紹介営業の仕組みや業務内容を解説
【おすすめの副業2位】株式投資
男性は何らかの形で上場企業と取引したり、ビジネスに関わっていることが多いですよね。
なので、株価に関心のある人は多いはずです。
それであれば、株式投資を副業にしてしまうのが良いかも知れません。
株式投資は短期利益を追求するデイトレードから、長期の配当金収入を目的にするスタイルまで様々です。
他にも株主優待を目当てにする”優待投資”というスタイルもあります。
どのスタイルも収入や可処分所得を増やすことに繋がりますので、十分副業になり得ると思います。
まずは証券会社に証券口座を開設するところから始めてみてください。
【おすすめの証券会社】
【おすすめの副業3位】不動産投資
男性の仕事といえば不動産関連は多いですよね。
例えば、
- 不動産の賃貸
- 投資用不動産の販売
- 不動産の開発デベロッパー
など色々なお仕事があります。
そのような職種が多いということは、相談できる相手も多いということになります。
不動産投資は不動産を購入して、あとは管理するだけなので、サラリーマンでも始めることができる副業と言えるでしょう。
実物への投資になるので安心感もあり、投資初心者には最適だと言えます。
【おすすめの副業4位】アフィリエイト
女性と比較した場合、男性はインターネットに強い傾向にあります。
それならばいっそ、強みを生かせるアフィリエイトに挑戦してみていかがでしょうか?
アフィリエイトは、ブログ運営などを活用して広告収入を得る仕組みになります。
webマーケティングのノウハウがあれば初期投資が少なく、すぐに始めることができるのが特徴です。
ただし、webマーケティングの知識レベルが「プロ並み」で無ければ、「儲かる」「稼げる」ところまではいかないでしょう。
まずはA8.netなどの大手ASPに無料登録することから始めていきましょう。
>>サイトに広告を掲載してお小遣いが稼げる!【A8.net】
【おすすめの副業5位】アルバイト
副業の王道アルバイトです。
アルバイトは空いた時間を調節しながら取り組めるので、気軽に始めることができます。
<大手アルバイト情報サイト>
しかし、アルバイトは勤務先にばれやすいことが難点です。
「お店でバイトしていたところを同僚に見つかった!」なんてことはよくある話です。
また、バイトのやり過ぎは身体に負担が掛かるので、少しづつシフトを増やすようにしましょう。
特に深夜バイトや水商売などをすると、身体的な負担が大きいので本業に影響する可能性があります。
このあたりは十分注意しましょう。
関連記事:副業におすすめのアルバイト5選!副業バイトに確定申告は必要ない!?
【おすすめの副業6位】在宅ワーク
在宅でできる副業も大人気です。
在宅ワークにはデータ入力やライティングなどたくさんの種類があります。
まずは以下の「おすすめの在宅ワークサービス」に無料登録して、仕事探しを始めてみてください。
<おすすめの在宅ワーク>
在宅ワークは「スキルが必要な仕事」というよりは、「誰でもできる作業的なもの」が多いので、主婦や学生などに大人気です。
最近ではクラウドソーシングの在宅ワークが主流になってきていますので、外に出るのは嫌だという方には最適な副業と言えるでしょう。
ただし、作業単価が安すぎると言われることもあるので、報酬額をきちんとチェックするようにしましょう。
関連記事:副業しやすい在宅ワーク!クラウドソーシングについて知りたい
【おすすめの副業7位】スマホの副業
スマートフォンでできる副業も男性に人気です。
スマホ一つでできる仕事なので、テレビを見ながら&お酒を飲みながら気軽にできることが特徴です。
スマホの副業で代表的なものはアンケートの回答です。
<おすすめのアンケート回答サービス>
アンケート回答であれば、スマホがあればどこでも簡単にできるので、時間が無い人でも取り組めます。
しかし気軽にできる分、収入も低くなる傾向がありますのでそこが難点になります。
関連記事:男性がスマホで副業する方法|在宅で稼ぐネット系&営業系の副業
関連記事:スマホでできる副業はどれ?おすすめの副業6選をご紹介!
副業する際に注意すること
副業をする際に注意すべきことは、会社に副業していることがバレることです。
会社員やサラリーマンの方は特に注意すべきことです。
しかし、法律的には会社が副業を禁止することはできません。
だからといって、無断で副業を始めて会社にばれた場合、後々で不利益を被る可能性が高いです。
そのような事態に陥らないように、会社員の方はできる限り事前に申請した上で副業を始めるようにしましょう。
関連記事:会社員が副業をする場合の注意点&個人でも稼げるおすすめ副業
男性向けの副業はたくさんある
これまで、男性におすすめな副業情報をご紹介してきました。
ご自身の本業とシナジーがありそうな副業をすることが最も良いと思いますが、空いた時間を単純に活用したいというケースでも副業はできます。
副業を選ぶポイントとしては、本業に支障をきたなさい&あまり時間や手間が掛からないものが最適なのではないでしょうか。
ぜひ男性ならではの儲かる副業をご検討ください。
関連記事:サラリーマンの副収入は月5万円が目標!休日副業から起業する方法