ストック収益の作り方
ここまで読み進めた人は、多少なりともストック収入に興味が湧いたはずです。
それでは一体、ストック型ビジネスにはどのようなビジネスモデルがあるのでしょうか?
まずは投資というジャンルについて解説していきたいと思います。
フロー型の収益は単発で稼ぐことなので、ストック収益ではないですよね。
株式取引でいえば、株価の差により収益を得るキャピタルゲインがそれに該当します。
一方のストック収益とは、株主優待や配当金などを得るインカムゲインだといえます。
不動産投資もフロー型とストック型に分けることができます。
家主として物件を賃貸に出すことでストック収益を得ながら、その収益やローンを駆使して土地売買のフロー収益も得ることもできます。
他にも、証券会社や銀行などはストック型ビジネスを行っている業種として有名です。
証券会社や銀行の窓口ではたくさんの投資信託が販売されていて、それらの信託報酬がストック収益の源泉になっています。
だから証券会社や銀行は「とにかく投資信託をおすすめしてくる」というわけです。
個人事業主でもストック型ビジネスは作れる
個人事業主や副業でストックビジネスを作ろうとした場合、どこかのプラットフォームに便乗した方が無難だと思います。
この時に良くMLM(マルチ商法)が選択されているのですが、ここはちょっと冷静になってみましょう。
現代はインターネット社会なので、MLMよりも印象が良くて、もっと稼げるストックビジネスがたくさんあるのです。
例えば、YouTuberやニコニコ動画を代表とする動画配信ビジネスであれば、動画制作によって広告収益を得ることができます。
YouTubeの広告ビジネスは、一度作成した動画が再生されるごとに広告収益が入ってくるので、実質的なストック報酬になります。
しかし、視聴者による「投げ銭=スーパーチャット(スパチャ)」は1回きりの収益なので、フロー型の利益になります。
ある程度は”チャンネル登録者数”と呼ばれるファンの数で広告収益が推測できるので、意外と安定した収益が見込めるのです。
その他にも有料のオンラインサロンやファンクラブを作るというアイデアもあります。
このようなコミュニティであれば月額会費を設定できるので、毎月ストック収入が貰える仕組みが出来上がります。
このように、毎月の収益が見込めるビジネスや、月額制の会費をとることで、たとえ個人事業主でも安定したストック型ビジネスが作れるのです。
サラリーマンのストックビジネス
平日仕事をしているサラリーマンが「副収入が欲しい!」と思った場合にも、ストック型ビジネスはおすすめできます。
ストック型ビジネスは、日常的に時間が取れない会社員という立場でも、安定収入を得られるので手堅く稼ぐことができるでしょう。
正社員の場合には、本業収入があるので、たとえ少額のストック型ビジネスでも全く問題ありませんよね。
もちろん副業をする上では、勤務先の就業規則を確認して、
- 副業が認可されているか?
- 副業は一律禁止なのか?
- どのような副業ならOKなのか?
を事前に確認することが大切です。
サラリーマンにおすすめの副業
ある程度の貯蓄があるサラリーマンの副業なら、不動産投資がおすすめです。
投資用不動産に関しては、参考書を始めとした情報がたくさん出回っているので、初心者でも比較的安心して始められます。
仲介業者もたくさんいるので、もし興味があれば一度相談してみるのも良いでしょう。
一応、不動産投資を支援している会社をご紹介しておきます。
GA technologiesは、東証マザーズに上場している会社ですが、自己資金0円でも中古マンション投資ができるサービスを提供して急成長している企業です。
自己資金0円、投資未経験でもOK!失敗しない中古マンション投資なら【GA technologies】その他にも、株式投資が挙げられます。
株価変動をこまめにチェックできなくても、株主優待や配当金といったストック収益を得ることはできるので、平日はサラリーマン、土日や平日の夜に銘柄研究といったやり方も可能です。
あまり貯蓄額がなくて、手軽に始めたいのであればブログ運営によるアフィリエイトが良いでしょう。
軌道に乗るまで時間が掛かりますが、一度収益を得られるようになると時間に関係なく不労所得が入ってくるようになります。
ブログ運営の場合には、おおよそ10万PVくらいで月2万円~5万円ほどのストック収入が期待できると思います。
参考までに弊社が運営しているブログサイトをご紹介しておきます。
東京らーめんブログ:https://www.ramen-blog.tokyo/
もしブログ運営をするなら、 自分の趣味や好きなことをテーマに選びましょう。
それが長く続けられるコツになります。
不動産はストックビジネスの代表格
ストックビジネスの代表格ともいえるのが、不動産収入だと思います。
具体的には、マンションやアパートなどの家賃収入などが挙げられます。
このような家賃収入や賃料による収入を得るためには、当然ながら、ある程度のまとまった資金が必要です。
一概にいうことはできませんが、少なく見積もっても1,000万円以上の資金を用意することが必要といえます。
しかしストックビジネスの面白さといえば、一旦収入や報酬が得られる仕組みを構築すれば、簡単なメンテナンスや調整を加えるだけで安定収入(不労所得)を確保できるという点にあります。
もちろん、100%確実ということはありませんが、情報などを入念にチェックするなどして、不動産選びに失敗しない限りかなりの高確率で成功が見込めます。
マンションやアパート、駐車場などを経営する場合には、いわゆる空室リスクなども懸念されますが、信頼できる不動産会社などに運営を一任することによって、そのリスクを軽減することも可能です。
不動産オーナーになれば、何もしなくても収入が入るストックビジネスが構築できるのです。