目次
5:照明を活用したライティングが重要
オンライン商談では、相手に好印象を与えることが重要だとお伝えしました。
服装や身振り手振りを工夫するのはもちろんですが、そもそも照明が暗いと陰気な雰囲気になってしまいます。
なので、オンライン営業では照明を活用したライティングが重要なのです。
この時、絶対やってはいけないのが”逆光”になることです。
光を背にしてウェブカメラを見ると、表情が暗くなってしまうので、どうやったって挽回できません。
光の加減によって、目の下にクマがあるように見えると、疲れて見えたりやつれて見えたりするので、元気がない印象を与えてしまいます。
なので光に対しては順光に座り、光を正面から当てるようにしましょう。
これは窓がある場合でも同じです。
基本的には窓に向かって座り、順光と同じく光を正面から受けるようにしましょう。
しかし、部屋の中に窓がなかったり、窓まで遠いというケースも考えられます。
リビングではシーリングライトを使っているので、うまく顔に光が当たらないということもありますよね。
そんな時にはリングライトやビデオライトを買ってみるのが良いでしょう。
リングライトは顔全体に光を当てるので明るく映ることが特徴ですが、もう少し全体をふんわり明るくさせたいならビデオライトの方が合ってると思います。
この辺りは用途によって使い分けしましょう。
6:ブルーライトカットの眼鏡は使わない
もはやデスクワークの常識となったブルーライトカットのメガネですが、これはオンライン営業する時に使うべきではありません。
これはほとんどの人にとって意外な事実だと思います。
「効果あるorなし」と賛否両論のブルーライトカットですが、個人的には目が疲れにくくなると感じているのでオンライン商談でも使いたいところなのですが、見た目が悪くなるというデメリットがあるので、基本的には別のメガネをかけています。
なぜかといえば、ブルーライトカットのメガネはレンズに特殊加工をしているので、Webカメラを通してみると、サングラスのように見えてしまうからです。
メガネを使っている人にとっては「あれ、ブルーライトカットのメガネかな?」と感じるだけかもしれませんが、普段メガネを使っていない人にとっては「なんでこの人サングラスをかけているの…?」と怖く感じるケースがあるのです。
このような恐怖心を営業マンがお客様に与えて良いはずありませんよね。
絶対的なマイナスポイントになるので、そのリスクは極力排除すべきだと思います。
なので、セールスパーソンは事務作業用のブルーライトカットメガネと、オンライン商談用のメガネを使い分けましょう。
7:色々なアイテムを活用する
オンライン営業をこなすセールスパーソンにおすすめしたいアイテムはたくさんあります。
まず最初におすすめしたいのが、目覚まし時計です。
オンライン商談は良くも悪くも「作業の合間」で行なっていくため、あまり作業に没頭しすぎると、ついついオンライン商談の時間を忘れてしまうことがあります。
そんな時に便利なのが目覚まし時計なのです。
オンライン商談開始の5分前にセットしておけば、作業に没頭しても商談の約束を失念することがありません。
逆に目覚まし時計を使わないと、チラチラ時間を気にしなければいけないので、作業に集中することができず、仕事の効率も上がりません。
オンラインの目覚まし時計もあったりしますが、「PCがスリープ状態だと鳴らない」という欠点があるため、リスクヘッジの保険としては不十分です。
必ずリアルの目覚まし時計か、スマートフォンのアラーム機能を活用するようにしましょう。
ボールペンを活用する
ボールペンはメモする時に便利ですが、それ以外にも活用方法があります。
それはメモしてるふりをして、真剣さをアピールできるということです。
自分の話した内容を相手がメモしてくれると、なんとなく好印象に感じますよね。
なので、とりあえず手にボールペンを持っておき、相手の話を聞きながら手を動かすという作業をすると、相手が勘違いしてくれるので、スムーズな商談になると思います。
もちろん本当にメモしてもOKなので、どちらにしてもボールペンを有効活用しましょう。
8:発言する時のコツ
オンライン商談の場合には、相手の音声が聞き取りづらいというケースがありえます。
なので、最初に自己紹介する時に「こちらの声は聞こえていますか?」と確認するようにしましょう。
音声にノイズが入ったり、ハウリングするケースもあるので、これは最初に確認しておくべきだと思います。
そして話す時のスピードは、実際の営業現場と同じように”少しゆっくり話す”のがおすすめです。
あまり早すぎると。相手をまくし立てる感じが出てしまうので、ストレスを与えてしまいます。
挙手を活用する
複数人が参加するオンライン商談では、話し出すタイミングが難しいですよね。
下手に話し始めると、相手と被ってしまって、お互い気まずい思いをします。
そんな時には挙手を活用しましょう。
自分が発言したいと思った時、無言で手を上げれば、相手はそれを見てくれるので、話し終わったタイミングで自分が話せるようになります。
原始的なやり方ですが、この挙手を活用するだけで、オンライン商談は驚くほどスムーズになります。
ぜひ活用してみてください。
質問する時のコツ
オンライン商談も実際の営業現場と同じように、複数人が同席するケースが多々あります。
実際の営業現場であれば顔を向けながら話すので「誰に対して話しているのか?」が明確になるのですが、オンライン商談の場合にはこれが不明確になってしまいます。
よって、何か質問をする時には「●●さん、それって…」というような聞き方をしなければ、誰が返答するのかわからなくなってしまうのです。
なので、質問する時には必ず「誰宛の質問なのか?」を明確にしておきましょう。
まとめ
ここまでオンライン営業のコツについて解説してきました。
セールスパーソンにとって、オンライン商談は避けて通れない営業スタイルになっています。
それであれば「オンライン商談のプロフェッショナル」になった方が良いですよね。
この記事を参考にしながら、トップセールスを目指しましょう!