世渡り上手は嫌われる?
世渡り上手は決して悪い印象を持たれているわけではありません。
むしろ、いつもちゃっかりおいしいところを取っていく、賢くて憎めないキャラとして愛されている場合が多いのです。
しかし、やり過ぎると「人の気持ちを意のままに操ろうとするサイコパス」というレッテルを貼られ、クズ認定されてしまう可能性もあります。
例えば、四方八方いろいろな相手に良い顔をし過ぎると、何を考えているのかわからない人と訝しがられるかもしれません。
「八方美人」と言われたり、周囲の人を手のひらで転がして遊んでいると思われる可能性もあります。
このようなイメージがついてしまうと、愛されキャラどころか、逆に嫌われキャラになってしまうかも知れません。
人間には「やきもち」とか「嫉妬心」という気持ちがあるのです。
自分のことを良く思わない人を増やしてしまうと、それはあなたの敵になる可能性があります。
そうなってしまうと、せっかく培った世渡り上手のスキルも発揮できなくなってしまいます。
なので、世渡り上手としてやっていくためには、ほどほどに振る舞うことも大切だと言えます。
世渡り上手はモテる
世渡り上手ということは、先ほども解説したように「万人から愛される人」ということになります。
その結果、当たり前のことですが異性からもモテるのです。
周りから好かれるということは、人間的に魅力があるということなので、当然異性も寄ってきます。
なので、世渡り上手な人は恋愛経験豊富なことが多いと思います。
同性にもモテる
異性にモテるのと同じく、世渡り上手な人は同性にもモテます。
これはつまり、ビジネスの取引先や外部パートナーから信頼されやすいことを意味します。
接待をする人はイメージしやすいと思いますが、世の中には上手に接待する人がいますよね。
そのような人を見て、羨ましく思った経験は誰にでもあると思います。
そういうスキルを持った人は「世渡り上手な人」なので、結果的にビジネスでも成功しやすいと思います。
つまり、人からモテて損することは一つも無いのです。
世渡り上手は仕事に役立つ
世渡り上手になると、様々な面でプラスの恩恵を受けられます。
そしてそれは日常生活だけでなく、仕事をする上でも大いに役立つのです。
例えば、会社の中で出世したいなら、世渡り上手は大きな武器になります。
世渡り上手であれば、特別高い実績を挙げられなくても出世することが不可能ではありません。
なぜかと言うと、誰とでも仲良くなれる特性を活かして、会社の同期や上司と良い関係を作れるからです。
サラリーマンとして働く以上、会社内のネットワーク(=人脈)はいざという時に絶対役立ちます。
もし社内で大きな実績がないのに何故か良いポストに就いている人がいたら、もしかしてその人は世渡り上手なのかもしれません。
セールスにも役立つ
また、世渡り上手はコミュニケーションスキルが非常に高いので、営業職として良い成績を収める可能が高いといえます。
営業で大きな実績を残すためには、顧客ニーズを見極め、そのニーズにピタッとはまるようなセールスをすることが大切です。
人の心理を読み取るのは、世渡り上手な人の得意技ですよね。
相手がどのようなことを望んでいるのか理解できるので、顧客からしてみれば「痒いところに手が届く細やかな営業マンだ」と好印象を抱くでしょう。
このように世渡り上手の特徴をフル活用すれば、トップセールスになるのも夢ではありません。
社内営業にも役立つ
世渡り上手のスキルは、社内営業を請け負うポストでも手腕を発揮できそうです。
様々な利害が関係している会社内を根回しする為には、各方面とのすり合わせが必要になります。
社内には色々な部署があり、従業員も大勢いるため、それらを調整することは決して簡単なことではありません。
あっちを立てればこっちのカドが立たなくなるなど、上手くまとめるのはなかなか難しいはずです。
しかし、世渡り上手な人にとっては慣れたものでしょう。
日常的にそのような調整をしているため、ある意味では得意分野とも言えます。
全体像を俯瞰的に見ながら、動かすのが上手いので、世渡り上手の特性はどのようなビジネス局面であっても力を発揮するはずです。
ただし「あいつはサイコパスだ!」と思われないように注意するようにしましょう。