オフィスカジュアルも増えている
営業職の基本はスーツスタイルですが、クライアントが服装にこだわらない企業の場合、ガチガチのスーツスタイルでなくてもOKです。
例えばIT企業では、社内にオフィスカジュアルが導入されていて、Tシャツにジーンズというラフなスタイルの社員がたくさんいます。
なので、IT系の営業職では、伸縮性のあるセットアップスーツを着ているケースもあります。
そのような企業に銀行員のようなお堅い服装で訪問すると、「なんか真面目そうだなぁ…」とか「堅そうな人だなぁ」と引かれてしまうかも知れません。
また、きっちりし過ぎた服装にすることで、「この人は頭の中も古くて融通が利かないだろう…」という印象を与える危険性があるのです。
しかし、相手がカジュアルな服装だからといっても、最低限のビジネスマナーは守るようにしましょう。
パーカーとダメージジーンズなど、まるでストリートファッションのような格好で営業に訪れると、それはそれで社会人としての常識を疑われてしまいます。
特に初めて訪問する会社は、きちんとした格好にするべきだと思います。
眼鏡(メガネ)を活用する
メガネは使い方によって、営業職の武器になりえます。
というのもメガネの印象とは、
- 知的
- 頭脳明晰
- スマート
という印象があるので、業界によっては身につけることを推奨されるケースすらあります。
具体的に言うと金融業などがそれに当たります。
大切なお金を預ける相手が馬鹿では話になりませんよね?
そのような職種の営業パーソンは、少しでも賢く見られるためにメガネを活用するケースがあるのです。
最近では伊達メガネをかける人も多くなってきましたよね。
営業職は印象操作してナンボの仕事なので、必要であれば積極的にメガネを取り入れましょう。
ブランド眼鏡がおすすめ
一言にメガネと言っても、実に様々な種類があります。
最近ではメガネのことをアイウェアと呼んでいて、「毎日眼鏡を着替える」という考え方が出てきました。
確かに、メガネは顔にかけるものなので、意外と目立ちますよね。
そう考えた場合には、ファッションの一部として、シチュエーションごとに付け替えるというのもアリだと思います。
そのような人の場合には、ブランド物のメガネをつけることがおすすめです。
やっぱりブランド眼鏡は品質が良いですし、何よりも相手にお洒落な印象を与えることができます。
営業シークのさの編集長は、下にある2ブランドの眼鏡を愛用していますので、この場でご紹介しておきます。
両方とも着け心地が良い眼鏡なので、オススメですよ。
夏場におすすめの服装
営業職が夏場の服装を考えるとき、訪問先の企業の職場環境を考慮する必要があるでしょう。
昨今では地球環境保護やエネルギー節約のために”クールビズ”を取り入れる企業が増えてきました。
オフィスではノーネクタイ運動が進められており、ポロシャツやアロハシャツで仕事をしても違和感がない企業はたくさんあります。
つまり、営業職の服装でもクールビズは当たり前になってきており、ジャケットを着用しなくても構わないという企業も多くなっているのです。
しかし営業職が訪問する場合、その企業の社員と同じようにラフな格好で訪れて良いはずがありませんよね。
たとえノーネクタイが推奨とされている企業に出向く時でも、外部から来た営業職はネクタイを締めた方が無難でしょう。
暑い夏ですから途中まではノーネクタイで歩いて、訪問先に近づいたらネクタイを着用するのが良いと思います。
なので、新規顧客や既存顧客に関わらずに、どのような場面にも対応できる夏用ジャケットを準備しておきたいところです。
ただ、色々とやりすぎるのも考えものです。
お客様が見て「暑苦しいなぁ…」と感じない工夫も重要なのです。
ただでさえ暑い夏場に、暑苦しい格好の営業マンと商談していると、その格好が気になってしまうので、商談に集中することができません。
たまに商談中に「暑いので、もし良ければジャケット脱いでください。」と諭されることがありますが、そのような声掛けにはぜひ甘えてください。
逆にジャケットを着続けることは、相手に見た目的な暑苦しさを与えるので迷惑かも知れません。
男性の場合は、ネクタイの色をブルー系の涼しいものにするだけでも印象は違ってきます。
女性の場合、夏にはスーツよりも涼しい印象を与えるブラウスやワンピースのほうが好まれるでしょう。
どうしてもスーツを着る必要があるのであれば、その時には白っぽい色のスーツにして、露出しない程度に首回りが開いたTシャツをインナーにすると涼しげになります。
営業職には、相手を気遣う気持ちが必要なのです。