独擅場(どくせんじょう)
「独壇場(どくだんじょう)」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、実はこれ間違いで、本当は「独擅場(どくせんじょう)」が正しいことはあまり知られていません。
「壇(だん)」と「擅(せん)」は見た目が似ていますが、部首が違いますよね。
ちなみに両方とも「その人だけが思う存分に振る舞うことができる場所」という意味なので同じなのですが、「独擅」という漢字と「独壇」という漢字が似ているため、間違って広まってしまったと言われています。
立役者(たてやくしゃ)
物事を中心となって進める人物のことを「立役者」と表現しています。
その他に、一座の中心となる重要な役者(俳優)を指す言葉としても使われています。
千里眼(せんりがん)
遠方の出来事や将来のことを見通せる”神秘的な能力”を指す三字熟語です。
ちなみに千里とは約4000km(一里が4km)のことです。
こちらも同じく有名ラーメン屋の名前になっているので、どうやら三字熟語はラーメン屋が好んで『屋号』に使っているみたいですね。
先覚者(せんかくしゃ)
誰よりも早く物事の道理や時代の流れ、環境の変化を見抜いて、行動に移せる人のことを指す三字熟語です。
つまり「先見性のある人」ということですね。
真骨頂(しんこっちょう)
これは良く聞く三字熟語ですよね。
その意味は「その人が持っている本来の価値」ということですが、「私は飛び込み営業が真骨頂です」というような使い方をします。
好事家(こうずか)
好事家は、普通の人とは違ったものに興味を抱いたり、関心を寄せたりする人のことを指す三字熟語です。
「このお店は好事家を喜ばせるような商品ばかり」というような使い方をします。
金字塔(きんじとう)
これは本来ピラミッドを表す言葉なのですが、意味としては「後世に残る偉大な業績」ということになります。
なので「あの営業マンは金字塔を打ち建てた」という使い方をします。
麒麟児(きりんじ)
大成を予感させる天才児や神童のことを指す三字熟語ですが、「将来有望な少年」のことを言い表しているので、「少女に使う言葉ではない」というのが注意点です。
綺羅星(きらぼし)
夜空に美しく輝く無数の星のことを表す三字熟語です。
「トップセールス達が綺羅星のごとく表彰台に並んでいる」というような使い方をします。
義侠心(ぎきょうしん)
この三字熟語は、自分の身を犠牲にしてでも、弱い人を助けようとする思いのことです。
困っている人を放っておけない人のことを「あの人は義侠心が強い」と表現します。