自分が持っている価値観や常識がまだ使えるのか、もうダメなのか、このご時世誰も教えてくれない。
だから、ちょっと遠目に自分を置いてみるのがいいと思う。
昨日までの常識が非常識になる世の中です。
常識を疑いながら、常に軌道修正することが必要でしょう。
クセもなく当たり障りがないってことは、それだけ個性に欠けるし、ある意味「価値が低い」ということだ。
これはタレント業について語った名言です。
志村けんにとって「変わり者」とか「変人」と言われるのは褒め言葉なのです。
会社の中でも、ことなかれ主義で、ダンマリを決め込んでいるのは良くない。
無難に過ごすくらいなら、「いっそ開き直った方がいい」と志村けんは言っています。
俺はいつでも「個性は変人、常識は凡人」でいたいと思っている。
普通じゃダメだと志村けんは言いますが、それは常識外れになることを推奨しているわけではありません。
きちんと常識を理解した上で、ものづくりに関しては尖ることを推奨しているのです。
仕事をしていく上で、必ず守っている事が一つある。
それは、どんな時でも約束の時間前に現場に入るということだ。
共演相手がどんなに偉くても、スターでも、新人芸人でも、若手俳優でも、そのスタンスは全く変わらないそうです。
それをやる事で相手と五分五分の関係になれるので、仕事のスタート地点がいつも同じになるそうです。
どんな業界でも最低限度のルールを守らない奴や、常識のない人間は成功しない。
社会にはルールや常識があります。
この常識のラインを知っているからこそ、常識を超えた面白いことができると志村けんは語っています。
特にビジネスにおいては、絶対に守るべきルールがあるので十分注意しましょう。
「自分がやられて嫌なことを人にしない」
これって最低限の常識だと俺は思うんだけど。
すごくシンプルですがわかりやすい名言ですよね。
良好な人間関係を構築するための格言だと思います。
仕事に限らずなんでもそうだけど、「俺頑張りました!」ってところが見えてしまうようではマズい。
努力した部分が見えるようでは「プロフェッショナルではない」と志村けんは語っています。
それは手品ですぐに種明かしするのと同じだそうです。
あくまでも自然に成功させることがプロフェッショナルなのです。
最初から全力でいかない奴は、その時点で先がない。
これは準備する大切さについて語った名言です。
準備段階から全力で取り組むことが、本番で100%の力を出し切ることに繋がっていくのです。
志村けんは自分のことをプロフェッショナルだと認識しているので、準備で手を抜くことはないそうです。
良い仕事をするためには、集中力が必要だ。
集中するためには、それなりの環境整備が必要で、仕事の妨げになるようなことは極力排除すべきだと思う。
仕事人と呼ばれた志村けんらしい名言ですよね。
プライベートのゴタゴタも含めて、私生活の厄介事は全て排除してきたそうです。
ある程度の年齢になっていたら、身につけているモノや雰囲気はその人の歴史でありアイデンティティーだし、顔つきは性格の一部というのは当たり前のことで、「人は見た目じゃない」なんて言うのは、俺には納得できない話だね。
志村けんは、プライベートでは人見知りで無口だそうです。
しかし、相手の見た目と雰囲気から、一言も話さなくても自分とソリが合う人を見分けられるそうです。
ビジネスを円滑に進めるためには、反りが合う人と付き合うことがポイントだと語っています。
褒め言葉は重要なコミュニケーションだと俺は思っている。
上司からの褒め言葉、同僚からの褒め言葉、家族からの褒め言葉、どんな褒め言葉も明日への活力になります。
マイナスになるケースはほぼ無いはずなので、積極的に相手を褒めるべきだと志村けんは語っています。
困った時は原点に帰る。
悩んだ時は原点に帰る。
これは志村けんがいつも考えていることで、今まで実行してきたそうです。
もし目的を見失った場合、一旦リセットして、原点に帰ることを推奨しています。

まとめ
ここまで、志村けんの名言集を解説してきました。
芸能界の第一線で活躍してきたプロフェッショナルの言葉には、やっぱり重みがありますよね。
仕事で成果を出すコツや、プロフェッショナルとしての生き様が理解できたはずです。
世の中を変える偉人は、いい意味で「変人が多い」と言われますが、志村けんもそのような人物だったのでしょう。
同じく変人と言われていたのが、アップルコンピューターを創業したスティーブ・ジョブズです。
きっと共通点があるはずなので、ぜひスティーブ・ジョブスの名言集もご覧ください。