渋沢栄一の名言11

意志ばかり強固にするのも考えものだ。

この名言には続きがあります。

「情けも智恵も伴わなければ、それはただの頑固者や強情者といわれる人物となり、自分の主張が間違っていてもそれを訂正しようとせず、どこまでも自分の意見を押し通そうとする。」

つまり意志が強すぎると協調性がなくなると言いたいのです。

何事もバランスが重要なのです。


渋沢栄一の名言12

ほとんどの場合、不運というのは自分で招くものだ。

これは耳の痛い話ですが、自分がやってきた結果が「不幸」として自分に跳ね返ってきただけなのです。


渋沢栄一の名言13

寝る時にも読み、車に乗っている時にも読む。

ビジネスパーソンは忙しいので、読書する時間がないと思います。

しかしそれでも、渋沢栄一は読書することを推奨しています。

たとえ数分の読書だったとしても、積み重なれば大きな読書時間になります。

とにかく前進することが重要なのです。


渋沢栄一の名言14

気持ちをしっかり持てば、身体も自然と元気になる。

「病は気から」という言葉がありますよね。

気持ちがネガティブになると、それが影響を及ぼし、表面化してしまうのが人間なのです。


渋沢栄一の名言15

桜が日本の誇りであるのと同様、武士道もまた日本の誇りある。

武士道とは、日本人にとっての道徳観念であり、生きる指針にもなっている特別なものです。

武士道を通じて信念を学び、義理や礼儀を知るのです。

渋沢栄一は農民出身でしたが、心の中には常に武士道精神が宿っていたのです。

武士道精神を学びたい場合には、新渡戸稲造が書いた下の本をご覧ください。


渋沢栄一の名言16

管理職ばかり増えても、会社は発展しない。

色々な会社を立ち上げてきた渋沢栄一の言葉なので、とても重く感じますよね。

日本経済が長期低迷している理由はココにあるのかもしれません。


渋沢栄一の名言17

まずは冷静になり、自分の長所と短所を客観的に考察する。

渋沢栄一が伝えたいことは、自分の長所と短所を理解して、伸ばせる部分だけに集中すべきということです。

それを渋沢栄一は「志」と表現していますが、自分のやりたいことや、自分が成し遂げたいことと、自分の得意な部分をつなぎ合わせていくのです。

それが一本に繋がらなければ、大きな成功は掴み取れないでしょう。


渋沢栄一の名言18

事務職にはどのような性格の人が最も適任かと問われたら、私は常識が完全に発達した人と答えるだろう。

事務職には「得意まれな才能など必要ない」と渋沢は言います。

そうではなく、誠実さや、丁寧な作業が求められるのです。

具体的には下の7つをあげています。

  1. 正直かつ親切で、徳義を重んじる人であること
  2. 勤勉で、尽力してくれること
  3. 着実であること
  4. 活発なこと
  5. 性格が温厚かつ善良で、丁寧親切であること
  6. 会社の規則に従い、上司の命令に背かず、自分の分限を守ること
  7. 仕事を放り出さない忍耐力があること

管理職の人は、頭の片隅に入れておきましょう。


渋沢栄一の名言19

二つの仕事を一度にやる習慣を試みたが、うまくいくわけがなかった。

渋沢栄一は、人と打ち合わせをしながら、まったく別の企画書を読んでいたそうです。

もちろん相手の話を聞きながら、企画書の内容も理解できたそうですが、打ち合わせしている相手は馬鹿にされてると感じて、大変怒ったそうです。

忙しいビジネスパーソンは、業務を効率化しようと試みますが、結局それは徒労に終わります。

集中力が分散されますし、ミスも起きやすくなるのです。


渋沢栄一の名言20

「好きになれない」と思った人とは、無理に付き合う必要はない。

人間関係は複雑なので、とても面倒に感じますよね。

相性が合わないと思った人とは、無理に付き合う必要などありません。

無理して付き合ったところで、ストレスが溜まるだけです。




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