目次
21:なぜハンカチは正方形なの?
中世ヨーロッパでは、ハンカチは装飾品の一つとして捉えられていたので、宝石をあしらったり、レースをつけたり、円形や長方形など様々な形がありました。
しかしフランス王妃のマリー・アントワネットが「全てのハンカチを正方形にしなさい」と命じた為、それが定番となり、現在のハンカチにも適用されています。
22:なぜ接着剤はくっつくの?
接着剤は液体ですが、そのようになっている理由は物と物との隙間を濡らすことで接着できるようにするためです。
例えば、ガラス2枚をくっつけようとした場合、その間に水を垂らせばくっつきますよね。
このように、モノとモノとをくっつけるためには液体が必要なのです。
しかし水では乾いてしまったり、動きが不安定になるので、その液体を固めなければいけません。
それが接着剤ということになります。
23:電話をしながら歩くのはなぜ?
ビジネスパーソンであれば、電話をしながらウロウロした経験がありますよね。
実はこれ、緊張感をほぐすための自然行動なのです。
電話は直接会って話すよりも緊張感が高まるので、そのストレスを緩和させるために、脳から「動きなさい」という指令が出されます。
その結果、ウロウロしながら話すことになるのです。
24:祭日っていつ?
お休みの日を「祝祭日」と表現している人は多いはずです。
祝日は毎月のようにありますが、祭日とは一体いつなのでしょうか?
実は日本に「祭日」という日はありません。
正確に言うと、戦後間もない頃には存在していましたが、法律で「宗教的な要素を含ませてはならない」という取り決めになったため、祭日という表現が使用できなくなったのです。
25:スーツの襟に穴があるのはなぜ?
スーツの襟には穴が開いているので、そこに社章をつけている人は多いですが、そもそもなぜ襟に穴があいているのでしょうか?
実はもともとスーツは軍服として作られたもので、それが形を変えて現代に至っています。
なので最初の頃は一番上までボタンが止められており、襟の穴も使われていたのですが、ビジネスで使われるようになってから襟の穴が無意味になってしまいました。
しかしイギリスの仕立て職人が「軍服であることを忘れないため」という理由で襟の穴を残したので、それが現代まで残り続けているというわけです。
26:名刺はなぜ「名を刺す」なの?
ビジネスパーソンの必需品といえば名刺ですよね。
その歴史は古く、2000年前の古代中国で誕生したと言われています。
その頃の呼び名は「刺(し)」で、紙ではなく木の札に自分の名前や挨拶文などを書いて渡していたそうです。
古代中国では「刺」という漢字には「書く」という意味があるので、その語源が伝わり現代の名刺という名称になっています。
27:ネクタイをつけるのはなぜ?
会社員の人はスーツにネクタイが定番ですよね。
そもそもネクタイとは17世紀頃のフランス貴族の服装が発祥だと言われています。
戦争に出向く兵士が、女性から首元に飾る布(クラヴァット)を渡され、それを首に巻いてお守りにしていたのです。
28:カップ麺の待ち時間が3分なのはなぜ?
カップ麺を開発したのは日清食品創業者の安藤百福ですが、安藤百福が待ち時間を3分と決めました。
実は現代の技術では、待ち時間を1分にしたり2分にすることもできますが、それでもあえて3分を選択する企業が多いのです。
人間は「食べちゃダメ」と言われると食べたくなる習性があるので、短すぎず長すぎない3分という時間が目安にされているそうです。
安藤百福の名言集は下の記事をご覧ください。
まとめ
ここまでビジネスに役立つ雑学をご紹介してきました。
雑学を知っておいて損することはないので、色々な雑学を学んでおきましょう!