三浦知良こと「キングカズ」といえば、Jリーグ黄金時代を築いた日本人選手の一人ですよね。
高校を卒業してから、当時はまだ珍しかったブラジルへのサッカー留学を経験し、日本のプロサッカー選手として大活躍します。
ゴール後のパフォーマンスである「カズダンス」はとても有名ですよね。
その後、人一倍の努力をしながら、イタリアのプロリーグである「セリエA」にも挑戦し、日本人選手が海外サッカーへ挑戦する先駆けにもなりました。
そんなキングカズ選手ですが、2022年現在で55歳となります。
一般的には「30歳頃に引退を考え始める」と言われるプロスポーツ選手ですが、まだまだ現役バリバリなのです。
感情をそのまま言葉にすることでも有名なので、「カズの魂のこもった言葉はとても力強い」と評判で、多くの人々を勇気づけています。
そこで今回は、プロサッカー選手である「三浦知良選手」の名言をまとめてみました。
仕事やビジネスに使える前向きな言葉ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。
キングカズの名言集一覧
可能性は1%あるんですね?
じゃあ僕はその1%を信じます。
この言葉はブラジルへのサッカー留学を希望した時、高校の監督から「人間100%はないが、お前は99%無理だ」と言われた時にカズが返した言葉です。
自分の可能性をひたむきに信じる「信念」が感じられる名言だと思います。
異常なくらい勝負にこだわるというのは、一流選手に共通する特徴だ。
勝負は「勝つ or 負ける」の二者択一です。
最初から引き分けを目指すぐらいなら、勝負しない方がマシです。
特にビジネスにおいては、勝たなければ意味がないのです。
どうせなら一流を目指しましょう!
支持されること、批判されること、その全てが仕事の一部だと思えばいいんです。
批判されるようになって、初めて「一流(プロフェッショナル)」と呼べるのです。
なぜかと言えば、批判は期待の裏返しだからです。
期待されていない人には批判も集まりません。
勝てない時には、叩かれればいい。
精神的にもプロにならなきゃいけない。
ブラジル留学の経験があるカズは「ブラジルのメディアは負けた時にはボロクソに言います。でも良かった時には思いっきり褒めてくれるんです。」と語ります。
そのような厳しい環境がプロサッカー選手として成長させてくれたのでしょう。
本当に人気スポーツとなるためには、批判の対象になるかどうかにかかっている。
ぬるま湯に浸かった状態では、誰も努力しようとしません。
色々な批判が集まれば、その分だけ良いスポーツに進化できるのです。
褒め合うなんていうのはプロにとって一番ダメなことですよ。
プロフェッショナルであり続ける為には、常に厳しい環境に身を置かなければいけません。
満足したらそこで成長が止まってしまうのです。
お金をもらうからプロじゃない。
どんな時でも手を抜かず、全力で戦うからプロなんだ。
プロはきちんとやり遂げるから「プロフェッショナル」と呼ばれるのです。
プロフェッショナルと呼ばれたいなら、常に全力で取り組むようにしましょう。
プロだから、いい条件で良い仕事ができるところに行く。
キングカズは「金銭面でも生活面でもいい条件でプレイできるならそっちに行くべき」だと言います。
自分の実力を発揮することが一番重要なのです。
それをできる人が「プロフェッショナル」と呼ばれているのです。
名門でも、グラウンドに立てなければ意味がない。
ブラジルの名門クラブ「サントスFC」にいた時、カズはベンチを温めることが多かったそうです。
そこから移籍した理由を聞かれた時の返答がこの言葉です。
プロフェッショナルが故に、自分が活躍できる場所を求めたのでしょう。
「俺にはサッカーしかない」が、プロ選手になるために一番必要な気持ち。
遠回しに「サッカーしかない」と言いますが、結局サッカーが大好きなのです。
好きだから続けられるのです。
観客を満足させるのも大切な仕事。
プロは、魅せるプレイをするべき。
観客の期待を超えてこそプロフェッショナルです。
プロスポーツも客商売だということです。
戻りたい過去はありません。
過去は過去ですから。
過去の失敗を反省するのは必要ですが、それに固執する必要はありません。
後ろを向いても、前進できないからです。
1センチでもいいから前に出る。
これはキングカズが1番好きな言葉で「座右の銘」にしているそうです。
座右の銘を探している人は、下の記事をご覧ください。
成功するためには、おとなしくしていたらダメだとか、自分から積極的にいかなきゃダメだということを、体で学んだ。
この名言が伝えているのは、プロスポーツに限らず、ビジネスにおいても共通した考え方だと思います。
自分で行動するから、物事は前進するのです。
常に何かに挑戦していれば、輝きは失わないでしょう。
- 人生は楽しいですか?
- 明日が来るのは楽しみですか?
もし退屈に感じているなら、何かに挑戦することをオススメします。
悩まないでサッカーをやっていたことはない。
でも、楽しくやらなければならないんだね。
常に前向きなカズ選手ですが、そんなプロフェッショナルでも苦悩するのです。
逆に言えば、プロフェッショナルとして、サッカーと真剣に向き合っているから苦労するのです。
道がないわけではないから、挫折感はないよ。
人生には大きな壁が立ちはだかります。
しかし、それを乗り越える術はあるのです。
- それを探す努力をするか?
- そこで諦めるのか?
成功と敗北の境目はそこにあるのです。
選手としても、人生としても、これでいいということはない。
これでいいと思った瞬間に成長は止まってしまいます。
常に前進し続けましょう。
行けるところまで行こうとしか思いません。
「生涯現役」を貫いているカズ選手らしい言葉ですよね。
上り詰めた山頂では、素晴らしい景色が見えることでしょう。
遊びも大事だけど、自己管理ができないなら一流にはなれない。
自己管理も仕事の一環ですよね。
適度なリフレッシュも必要ですが、仕事への影響は最小化しましょう。
危機感を持てなくなったら終わり。
カズ選手は年をとるほど危機感が増しているそうです。
危機感は自己成長の原動力になり得ます。
常に危機感を持つようにしましょう。
若い奴らというより、自分自身に負けないぞって感じの方が強い。
キングカズは「自分自身に負けない」という信念を持っています。
なので、いくつになっても第一線の現役プロサッカー選手として活躍できるのです。
人生もサッカーも量じゃない。
質だ。
ダラダラと日々を過ごしたり、意味のない練習をいくら繰り返しても無駄です。
いかに濃密な時間を過ごすかが大切なのです。
サッカーに対する態度や考え方が今日までぶれなかったからこそ、あのゴールに至っている。
信念を貫き通すことが、結果につながるのです。
どんな環境だろうと途中で辞めるのは良くない。
頑張ってやりきれば、それが本当の力になる。
一度途中で諦めてしまうと、次に同じような事が起こった場合、また簡単に諦めてしまいます。
それを繰り返すだけではでは全く意味がありません。
なので、最後までやり切るようにしましょう。
食生活がストイックだなんて思っていない。
常にサッカーのために良かれと思ってやっていることの一つにしかすぎない。
キングカズ選手は体重を0.1キロ単位でコントロールするほど食事に気を付けているそうです。
それはプロスポーツ選手として当たり前のことなのかもしれません。
上手くなりたければ、一番得意なことをやり続ければいい。
多くの偉人もこの名言と同じことを言っています。
不得意なことを一生懸命に頑張っても、凡人にしかなれないのです。
プロフェッショナルになりたいのであれば、自分の得意な部分を伸ばしましょう。
練習で苦しんで、初めて試合で笑える。
何事であっても、90%以上は辛いことの積み重ねだと思います。
つまり、ひたすら努力し続けなければいけないのです。
しかしそれがあるからこそ、10%の喜びが爆発するのです。
リラックスはトレーニングと同じぐらい大事。
リズムを作るためには、その時間がないといけない。
がむしゃらになるのは良いことですが、息抜きも大切です。
特にストレスのかかる仕事であれば、オンとオフの時間を作った方が良いと思います。
何があっても人生、楽しまなきゃいけない。
どうせなら、人生楽しんだもの勝ちですよね。
責任感や危機感は持つべきだけど、楽に考えることもするべきだね。
「楽に考える」というのは、「気楽に考える」ということです。
あまり真面目すぎると、ストレスで潰れてしまいます。
継続するためには適度な息抜きも必要なのです。
喜びを得るためには、どこかで我慢しなければいけない。
全て自分の思い通りにはなりません。
リスクとリターンはトレードオフの関係にあるのです。
いい精神状態でサッカーに臨むことが大事。
それがゴールや勝ちに繋がる。
人間は自分でマインドセットすることができます。
精神状態は仕事のパフォーマンスに影響するのです。
僕は見返すなんて言葉は使わないんです。
自分を満足できるかできないか、それだけなんです。
他人の事など、どうでも良いのです。
人生の主人公は自分一人なので、自分が納得できる生き方をしましょう。
相手をなめたら必ず負ける。
相手を格下にみると油断が生まれます。
それがスキとなり、敗因に繋がるのです。
相手はいるんだけど、敵は自分自身なんだよね。
人間は弱い生き物です。
すぐに「失敗したらどうしよう」と不安になりますが、弱気な自分に打ち勝たなければいけません。
一番の敵は自分の中にいるのです。
消極的なプレーから出てくるミスは良くない。
攻めから生じる失敗には反省の余地があります。
しかし、消極的な状態での失敗には学ぶべきものがありません。
強い気持ちを持って挑みましょう。
ぶつかることをエネルギーにしていた。
摩擦は人間を成長させてくれます。
摩擦を怖れる必要はありません。
それが成長ドライブになるのです。
何を言われてもいいじゃないか。
自分がやるしかないんだからね。
他人の意見は自分でコントロールできません。
重要なのは「自分は何をするのか?」ということだけなのです。
日本の高校生は「夢は国立でプレーすること」と言う。
なんでワールドカップに出ると言わないんだろう。
夢を小さく考えてしまうと、全てがこじんまりしてきます。
絶対に夢は大きい方が良いのです。
良いところで、良いタイミングで、良い人に出会うことができた。
これが大きかった。
この名言は、ブラジルで選手として成長できた要因について語った時の言葉です。
カズ本人はこのように言いますが、結局は行動した結果なのだと思います。
行動しない人にチャンスは訪れません。
「今乗り越えなくてどうする」という気持ちが上回るやつだけが本当に生き残れるんだ。
この言葉はとても力強いと思います。
これだけ自分を鼓舞できれば、きっと何でも成し遂げられるでしょう。
若い選手たちの多くは、本当に恵まれた環境にいるのに、それに甘えてしまって自分を追い込んでいない。
自分を追い込むことはとても重要です。
周りにコミットすれば、それをやらざるを得ませんよね。
ほとんどの人は怠惰なので、自分から行動するきっかけを作るしかないのです。
見当もつかない先のことで、成功や失敗を思い悩んだりはしない。
自分でコントロールできないことに悩んでも無駄です。
やるべきことは「自分がコントロールできる範囲」で良いのです。
栄光は自信につながり、挫折は踏ん張る力を与えてくれました。
成功体験だけでなく、失敗経験も活かしているのがよく理解できます。
どちらも人生にとって大切な経験なのです。
大事なのは、結果が出なくても人のせいにしないってこと。
未熟な人間は、自分の失敗を認めたがりません。
しかしそれでは成長できないのです。
自分の失敗をしっかり反省して、それを改善するから成長できるのです。
いいことばかりじゃなかった。
でも、大事なのはそこで努力をやめないこと。
諦めなければいつか成功することができます。
すぐに諦めるのではなく、もう一度「何ができるか?」を考えてみましょう。
何も失っていません。
全て自分の財産になっていると思います。
下手なプライドを持つのではなく、ゼロスタートだと思えば、そこから先は収穫ばかりです。
カズ選手のようなポジティブシンキングの方が生きるのは楽だと思います。
潰されたら、実力がないことの証明になる。
これはとても良い言葉ですね。
負けて腐るのではなく、「なにくそ!」と踏ん張る気概が必要なのです。
それを繰り返していけば、確実に成長できるはずです。
意見は言った方がいい。
この言葉はキングカズの実体験からきているのだと思います。
仕事でもプライベートでも、積極的なコミュニケーションをすべきだと思います。
「言わなくてもわかるだろう」というのは、単なる傲慢であり怠慢です。
活発なコミュニケーションが自分というアイデンティティを相手に理解させ、チーム力を高めるのです。
舞台を与えてくれたらいいプレーをする自信はある。
それ以外のことは、周りが評価することだからね。
この名言はプロフェッショナルらしい言葉ですよね。
自分に期待されている働きをすれば、おのずと周りの評価もついてくるのです。
パスをもらえないこともある。
解決するには、プレイで信頼を勝ち取るしかない。
「信頼感」という言葉があります。
この言葉は無条件で相手のことを信頼するという意味ですが、その前提になっているのは期待感です。
周りから期待されるような努力をしましょう。
「これをやれば監督から怒られない」というふうになってはいけない。
これはサラリーマン根性全開の人を揶揄した名言だと思います。
上司の顔色を伺って仕事するのは楽しいですか?
自分の最大パフォーマンスを追求しましょう。
僕は勝負をかける。
みんなもかけてもらいたい。
この言葉はワールドカップ予選に臨む前に言った名言です。
闘志みなぎる男らしい言葉だと思います。
昔の自分にはこだわっていない。
それよりも新しい自分の可能性を発見していきたい。
人間は変化する生き物です。
むしろそれが魅力なのだと思います。
自分を常にアップデートしていきましょう。
自分のサッカー人生の先が見えてしまうのは嫌だ。
満足しちゃいけないんだ。
外に出るべきだと思った。
この言葉はイタリアのサッカークラブ「ジェノア」へ移籍する時に発言したものです。
常に高みを目指しているカズ選手らしい言葉だと思います。
「どうなるだろうか」という不安より、やってみたい気持ちの方が強いから。
一見すると無計画で行き当たりばったりみたいに聞こえますが、その裏にはとても強い行動力が秘められているのです。
好奇心が行動力につながっている好例だと言えます。
綺麗な終わり方よりも、自分が納得して終わりたい。
なんかプロフェッショナルらしい言葉ですよね。
自分の信念を貫いて終わるなら、それだけで満足なのでしょう。
最後はハートの勝負なんだ。
気持ちで負けてしまうと、何事も成し遂げられません。
絶対に気持ちだけは負けないようにしましょう。
まとめ
ここまでキングカズこと三浦知良選手の名言をご紹介してきました。
どれも短い言葉ばかりですが、とてもポジティブで前向きなフレーズばかりですよね。
同じプロスポーツ選手として大活躍したメジャーリーガー「イチロー選手」の名言もまとめています。
気になる人は下の記事をチェックしてみてください。