目次
おすすめのビジネス書 第30位
書籍名:コア・コンピタンス経営
著者名:ゲイリー・ハメル、C・K・プラハラード
コア・コンピタンスという言葉は、本の著者であるハメルとプラハラードが作った造語です。
ちなみにコア・コンピタンスとは、他社に真似できない核となる能力のことを言います。
つまりコア・コンピタンスがあれば、圧倒的優位性が手に入るので、成功確率も高まっていくということです。
これはある意味で「差別化戦略」と言い換えることもできますが、そんな単純な話ではありません。
「どの分野に集中するべきか?」「なぜその分野に集中するべきなのか?」など、コア・コンピタンスを決める時のコツまで解説しているので、コア・コンピタンス経営の第一人者から学びましょう!
おすすめのビジネス書 第29位
書籍名:本物の交渉術 「パワー・ネゴシエーション」
著者名:ロジャー・ドーソン
著者であるドーソンは、不動産会社の経営者であり、交渉術に関するアメリカ国内のトップ講師である人物です。
ビジネスを成功させるためには、絶対的に「交渉」というシチュエーションが出てくるはずです。
しかもビッグビジネスになればなるほど、その交渉はハードになっていくはずです。
しかし交渉のやり方を教えてくれるケースは少ないので、基本的には独学で学ぶしかありません。
そんな時に重宝するのが「パワー・ネゴシエーション」です。
「どうすれば交渉をまとめられるのか?」という問いに対する答えを明示してくれるので、営業職だけでなく、ビジネスパーソンは必見です!
おすすめのビジネス書 第28位
書籍名:スノーボール(ウォーレン・バフェット伝)
著者名:アリス・シュローダー
伝説的な投資家と言われているウォーレン・バフェットについて書かれた本です。
タイトルにある「スノーボール」は「雪の玉」を意味する言葉です。
転がるたびに利益が膨らむことを比喩しているのですが、「オマハの賢人」はそれを実現しているので凄いですよね。
どうやって世界有数の資産家になったのかが理解できる一冊なので、株式投資に興味がある人だけでなく、ビジネスパーソンであれば必読書になると思います。
おすすめのビジネス書 第27位
書籍名:その仕事は利益につながっていますか?
著者名:ジャック・スタック
ジャック・スタックは、OBMに関する本を最初に出版した人物として有名です。
ちなみにOBM(オープンブックマネジメント)とは、会社の財務・経営指標を全社員に公表して、企業の透明性を高める経営手法のことを言います。
今では当たり前になりましたが、当時は会社の財務や経営指標を社員に公開することはなかったので、とても斬新なやり方として話題になりました。
結論から言ってしまうと「財務データを共有すれば社員のやる気がアップする」ので、マネージャーは積極的に取り入れるべきだと思います。
そのやり方がわからない場合には、ぜひ本書を参考にしましょう。
おすすめのビジネス書 第26位
書籍名:急に売れ始めるにはワケがある
著者名:マルコム・グラッドウェル
この本のテーマは、ズバリ「口コミ」です。
つまり”セールス”に直結する話なのですが、口コミをうまく利用できている企業は少ないと思います。
グラッドウェルは口コミのことを「社会的感染」と呼んでいますが、口コミから流行を生み出すには3つの原則が必要だと語っています。
- 少数派の法則
- 粘りの要素
- 背景の力
これらをロジカルに解説しているので、気になる人は読んでみてください。
おすすめのビジネス書 第25位
書籍名:スターバックス成功物語
著者名:ハワード・シュルツ
皆さんお馴染みのスターバックス・コーヒー創業者がハワード・シュルツです。
しかし意外なことにスターバックスは企業買収(M&A)から始まったコーヒーショップなので、一般的な起業のイメージとは少し違うかもしれません。
とはいえ、シュルツが目指したコーヒーショップは、イタリアで自身が体験したエスプレッソ・バーです。
美味しいエスプレッソを提供するだけでなく、居心地のいい空間も提供する「スターバックス・エクスペリエンス」こそがビジネスの本質なので、この本を読めばかなり深い部分まで理解できるはずです。
おすすめのビジネス書 第24位
書籍名:まず、ルールを破れ
著者名:マーカス・バッキンガム、カート・コフマン
この本は「優れたマネージャーの行動パターン」を分析した名著です。
なので、マネージャーや責任者、リーダーとして活躍している人は必見と言えるでしょう。
そもそも著者である2人は、ともにアメリカの世論調査会社「ギャラップ」に勤めていたので、そこで培ったノウハウを使って「効果的なマネジメントとはどのようなものなのか?」を探ろうとしました。
例えばそもそも「マネージャーは必要なのか?」という素朴な疑問から入り、「最高の仕事ができる機会に恵まれているか?」など様々な疑問に対しての答えを収集していきます。
これらの質問を10万人以上のビジネスパーソンに投げかけ、データ化して分析し、その結果から答えを導き出したのが本書です。
全体の流れとしてはロジカルなので、組織のリーダーを目指す人におすすめできます。
おすすめのビジネス書 第23位
書籍名:なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学
著者名:パコ・アンダーヒル
この本は「小売業の問題点と販売戦略」がテーマになっています。
小売業に関する名著は少ないので、とても貴重な一冊ですよね。
そもそも「小売業は多すぎる」と言われているので、商店主は勝つために四苦八苦してると思います。
しかも消費者は目が肥えていて、「お得な買い物」よりも「賢い買い物」を求めています。
小売業で成功するのは簡単ではありませんが、「どうすれば成功できるのか?」という秘訣が詰まった本なので、小売業者の人は一度読んでみてください。
おすすめのビジネス書 第22位
書籍名:はじめの一歩を踏み出そう
著者名:マイケル・E・ガーバー
この本のテーマは「スモールビジネスを経営する方法」です。
意外と”スモールビジネス”をテーマにした名著は少ないので、この本も貴重ですね。
コンサルタントとして働いてきた経験から、ガーバーは「スモールビジネスの経営者が働いている時間と、得られる利益は比例していない」ということに気がつきます。
つまりほとんどのスモールビジネスの経営者は「労働集約型ビジネス」をしているので、全くレバレッジが効いていないのです。
よって、仕事のやり方を変えなければいけないのですが、そのやり方がわからないフリーランスばかりなので、本書の出番となります!
もしこれから独立開業を目指している場合には、まずこの本を読んでおきましょう。
そうしなければ労働集約型のスモールビジネスから抜け出せなくなるので、まさにタイトルの通り「はじめの一歩を踏み出す」前に読むべき本だと思います。
おすすめのビジネス書 21位
書籍名:タイタン ロックフェラー帝国を創った男
著者名:ロン・チャーナウ
ジョン・D・ロックフェラーといえば、スタンダードオイルを創業した「石油王」ですよね。
ピーク時は「アメリカ石油の90%をコントロールしていた」と言われるほどなので、ロックフェラーに”富”が集中しても不思議ではありません。
チャーナウはロックフェラーから依頼され、その生涯を自伝としてまとめました。
ちなみ、この本は多くの経営者から”名著”だと称賛されているので、世界的に有名な書物となっています。
ロックフェラーは「自分は金儲けをするために地上に生まれ、その金で他の人々の生活を豊かにする使命を帯びている」と考えていました。
そのやり方は慈善活動だけでなく、労働者に仕事を与えることと、安価な石油(又は灯油)を提供することにあると考えていたのです。
どうやってロックフェラーが億万長者になって、どのような思考回路を持っていたのかが明確に理解できる”歴史的な名著”だと思います。