結婚に関する名言集
結婚は多くの苦痛を持つが、独身生活は喜びを持たない。
<サミュエル・ジョンソン>
結婚生活というものは、決して楽しいことばかりではありません。
しかし、苦楽を共にするというのは「誰かの為に生きている」という感覚が湧いてきます。
独身生活では、そのような感覚を味わうことが少ないでしょう。
夫を持ったり、子供を持ったりするたびに、人間の心の眼は開けてゆくものだよ。
<川端康成>
人間は一人で生きていくことができません。
自分は誰かを支えて、自分自身も人から支えられて生きているのです。
そうすると「自分は一人で生きている」という感覚が少なくなり、見える世界が広がっていくのです。
結婚するのも幸せだし、結婚しないのも幸せだ。
どっちにも人間としての喜びがある。
<武者小路実篤>
結婚は「人生最大の幸せ」と言われています。
その反面、結婚しないからといって不幸だとも限りません。
なので、結婚してないことを理由に「自分は不幸だ…」と悩む必要などないのです。
あくまでも「他人は他人」で「自分は自分」なのです。
結婚とは、男の権利を半分にして、義務を2倍にすることである。
<ショーペン・ハウアー>
これは悲しいかな事実だと思います。
一見するとメリットが無いように見えますが、結婚生活にはそれを上回る楽しみがあるのです。
結婚前には目を開き、結婚してからは目を閉じていることだ。
<トーマス・フラー>
結婚してから初めて同居するような場合、今まで知らなかった相手の嫌な部分が次々と見えてくるはずです。
しかし、ここで言う「嫌な部分」が全て相手の欠点だと言い切ることはできません。
もしかしたら、自分が今まで生きてきた常識や習慣と、ちょっと違うだけなのかもしれないからです。
そう考えた場合、一致している部分を探す方が難しいですよね。
結婚相手とはいえ、あくまでも他人なので、自分と違って当然なのです。
それをいちいち指摘するくらいなら、目を閉じていた方が賢明なのかもしれません。
結婚をして一人の人間が二人になると、一人でいた時よりも人間の品格が堕落する場合が多い。
<夏目漱石>
人間は良くも悪くも環境に適応する生き物です。
つまり「慣れる」ということですが、元々あった緊張感は徐々に薄れてしまうのです。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があります。
この言葉を忘れないように過ごしましょう。
結婚とは雪景色のようなものである。
初めは綺麗だが、やがて雪解けしてぬかるみができる。
<山本有三>
理想の結婚生活を思い描いている人は多いと思いますが、実際の結婚生活とは、そこまで煌びやかなものではありません。
100点満点の理想を思い描いていると、それが徐々に現実化していき、落ち込む結果になるでしょう。
それであれば、最初から理想的な結婚生活などイメージしない方が良いと思います。
幸福な結婚とは、婚約してから死ぬまで全く退屈しない長い会話のようなものである。
<アンドレ・モーロワ>
「幸せな結婚生活」とは何でしょうか?
それはコミュニケーションや摩擦があることです。
仲良く会話することや喧嘩することも、コミュニケーションの一種です。
そのような様を「長い会話」と表現した名言です。
自分の選んだ相手を低めることは、自分を低めることと同じである。
<柴門ふみ>
失恋した後、思わず相手の悪口を言ってしまうのは、よくあることだと思います。
しかし、過去一度でも恋人だったことは紛れもない事実だと思います。
他人の悪口を言う事は自分の品質を貶める行為ですが、別れた恋人の悪口はさらにも増して自分を貶める行為なのだと理解しておきましょう。