ストックビジネスの副業
ストックビジネス(継続収入)は安定収入になるので、人気が高いビジネスです。
個人的にできるストック型ビジネスは、生命保険や損害保険の販売があります。
保険の知識と幅広い人間関係が必要ですが、やる気さえあれば大きな収益源になるかも知れません。
ただし、保険を売る為には保険販売員資格が必要なので、誰でも気軽に参入できるものではありません。
そういった意味ではハードルが高い保険販売ですが、そのハードルのお陰で競合が出にくいという特徴があります。
他には月額制のIT商材が挙げられます。
IT系の商材はクラウドサービスなど月額制の製品サービスが多いので、ストック報酬になりやすいという特徴があります。
クラウド型のSaaS商材やアプリは月額料金が安いので導入のハードルが低くなっています。
そのぶん収入も小さくなってしまいますが、一度導入してもらえば解約される可能性は低いと思います。
IT商材を取り扱うときには報酬と内容を、しっかりチェックすることが大事になります。
また、ウォーターサーバーの代理店ビジネスもストック型の報酬形態になります。
お客様がウォーターサーバーを使い続ける限り継続的な収入が入ってくるので、長く使ってくれる人を紹介することがポイントです。
フランチャイズ経営の副業もある
フランチャイズビジネスを副業にするという発想もあります。
以前までフランチャイズオーナーは”本業にする”のが当たり前でしたが、今では副業として取り組めるビジネスも多くなったのです。
フランチャイズビジネスはマニュアルがしっかりしているので、ビジネスモデルを構築する手間が省けます。
このように副業でフランチャイズ経営できるのは良いことですが、サイドビジネスのFC経営で問題になりやすいのが人員の確保についてです。
本業であればオーナーが現場に立つこともできますが、副業ではそれができません。
そのため、信頼できるスタッフの確保が必須条件になります。
なので、このビジネスを成功させるためには、信頼できる身内(親族や友人)を巻き込む必要があると思います。
フランチャイズに加盟する前から、ある程度人員には目星をつけておいて、その人をビジネスの中心に据えることができれば、成功する確率が高くなるでしょう。
この人員問題が解決すれば、店舗を増やしたり事業拡大も視野に入ってきます。
オーナーは経営だけを考えて、現場のことは雇用している責任者に任せることが理想的だと思います。
万が一の失敗にも備える
フランチャイズビジネスに加盟しても、「思ったより儲からなかった…」などの理由で事業が失敗してしまうことがあります。
売上が確保できなければ、経営は苦しくなる一方です。
そのような失敗を想定して、万が一の事態に備えておくことは大事だと思います。
まず、リスクを減らすために初期投資を減らしておくことは重要です。
初期投資が少なければ、その分を経営資源に回すことができますし、もし失敗したとしても、再起を図ることもできます。
次に大事なことは、本業収入をしっかり確保しておくことです。
本業収入があれば、役員貸付としてサイドビジネスの補填に使えるかもしれません。
副業で儲かったからといって、本業収入をすぐに無くすことは考えない方が無難です。
もし本業を辞めて独立開業するなら、安定した経営状況を確保することが先決です。
その為には、過大な借金をしないことが大切です。
大きな借金をし過ぎると、失敗した時に再起が難しくなります。
とはいえ、借り入れが「悪」ということではないので、事業投資する必要があるなら低金利でどんどん借り入れした方が事業を成長させる上で有利に働きます。
しかし、返済額が大きくなりすぎると、請求書の支払いができなくなったり、資金がショートする可能性も出てきます。
このようなケースでは、会社や事業への不信感に繋がるので、取引先も徐々に離れていくことでしょう。
フランチャイズから発生する利益で支払える借金であったとしても、すべてが順調にいくとは限りません。
もし事業経営するのであれば、資金調達する手段は出来る限りたくさん持っておいた方が良いと思います。