飛び込み営業が緊張する理由
飛び込み営業が緊張する理由は、過去に怒鳴られたり断られたりして、怖い思いをした経験が関係していると思います。
飛び込み営業では、アポイントを事前に取らず、いきなり個人宅などに突撃していきます。
当然商談の約束があるわけではないですし、相手にとっては不要不急な商材を押し売りされるので、基本的に飛び込み営業を歓迎してくれることはありません。
それでも勇気をもって訪問するのですが、インターホン越しに冷たく断られてしまったり、しばらく粘ってみたら最後には「いい加減にしろ!」と怒鳴られてしまうこともしばしばあります。
飛び込み営業をして拒絶されるという経験を何度も繰り返すと、次第に自信を失ってしまい、飛び込み営業に対して恐怖心を覚えるようになります。
失敗することが怖くなり、インターホンを押すこともできないのです。
これも先ほど解説したのと同様に、「失敗したらどうしよう…」という気持ちが原因になっています。
つまり、まだ失敗すらしていないのに、失敗するイメージトレーニングを何回もしている状態なのです。
営業で成功する秘訣とは、成功する為のイメージトレーニングを何回も繰り返すことです。
これと真逆のことをやっているので、ある意味では失敗して当たり前と言えます。
飛び込み営業を成功させるためには、ある程度のコツがあります。
続きは下の記事をご覧ください。
緊張を克服する方法
緊張を克服するには、何といっても自信を持つことです。
そのためにはたくさんの成功体験が必要なので、繰り返し営業活動をすることで成功体験を増やしていきましょう。
その時に、自分の身の丈以上のことをしようとすると緊張するので、「うまくやろう」と意識しすぎないことがポイントです。
提案内容や資料の事前準備をしっかりしておくことも、対策としては有効的でしょう。
営業職としての心構えは「もし断られてもプラマイゼロ」という思考術になります。
つまり受注はプラスで、失注はゼロなので、営業活動にマイナスは無いという思考回路になります。
これが理解できれば、電話営業でも飛び込み営業でも臆することが無くなり、緊張することもありません。
例えば電話する時や飛び込み営業する時、緊張して怖くなったとします。
しかし、仮にあなたがそれをやらなければ、競合他社か同僚が電話営業や、飛び込み営業をして受注するかも知れません。
そのように考えるとやらない訳にいかず、勇気も出るはずです。
とはいえ、緊張するのは決して悪いことではありません。
営業活動を成功させたい真面目な気持ちや、慎重さが緊張感につながっているのです。
また、緊張すると神経伝達物質が分泌されます。
これが過度に分泌されるのが「あがり症」であり、声が震えるなどの症状が出ますが、適度な量であれば逆に集中力が高まるのです。
仕事に対して適当に取り組んでいる人は緊張しないので、適度に緊張するのは本来良いことなのです。
営業活動を繰り返しながらコツがつかめれば、次第に成功体験が増え、過度な緊張もしなくなります。
適度な緊張感を味方につけ、営業活動に活かしていきましょう。