営業メンタルを切り替える

失敗した経験はいつまでも心の中に残りがちです。

これを世間では「トラウマ」と呼んでいます。

  • あのときなんで失敗したのだろう…
  • 自分はなんてダメ人間なんだろう…

このようにずっと悔やむ人もいますが、失敗したからといっていつまでもそれを引きずる必要はありません。

失敗したことを悔やんでばかりでは、その経験を活かして次にチャレンジすることもできません。

ダメな自分を否定し続けることで、鬱状態になってしまう可能性もありますし、最悪の場合はメンタルが崩壊してしまうリスクもあります。

失敗をしたからと言って落ち込み過ぎないように、しっかりメンタルケアを行いましょう。

営業メンタルの切り替え方

営業で失敗してしまうと、どうしてもウジウジ考えたりしますよね。

失敗にクヨクヨせず、何事も前向きに取り組むためには、どうすれば良いのでしょうか?

その答えはとてもシンプルで簡単です。

そのやり方とは、自分自身の課題と人の課題を分離してしまえば良いのです。

例えば販売している商材を提案した時、お客様から「他社製品の方が安くて便利そうだからいらないです。」と断られたとします。

一生懸命に提案営業したのに、すんなり断られてしまうと凄く落ち込みますよね。

しかし、このようなケースで落ち込む必要は全くありません。

なぜかと言うと、あなたが売っている商材が競合他社よりも劣っていることは、あなた自身のせいではないからです。

つまり、その製品を作っているメーカーや、自社製造しているなら製造部が悪いのです。

人の責任まであなたが背負ったとしても、何も解決することはできませんよね?

つまり、自分でコントロールできる部分の失敗であれば、しっかりと反省すべきだと思いますが、あなたがコントロールできない部分なのであれば、そんなことはすぐに忘れて次に進めば良いのです。

もちろん会社に帰ってお客様の声をフィードバックする必要はありますが、そのこと自体をいつまでも引きずる必要はありません。

ただあなたは「早く問題点を改善してください」と要望するだけで良いのです。

なぜなら、そのことをあなたが考えても、あなた自身は何も解決することができないからです。

この考え方はアルフレッド・アドラーが提唱する「個人心理学」に基づいています。

アドラー心理学をわかりやすく解説した「嫌われる勇気」というベストセラー本もあるので、もし興味があれば読んでみてください。

嫌われる勇気
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大失敗を防ぐコツ

仕事で失敗することはしょうがないとしても、出来る限り大きなミスは避けたいものです。

細かな失敗は仕方ありませんが、大失敗をするにはそれなりの原因があります。

そのような大失敗を防ぐためには、どうすれば良いのでしょうか?

まず挙げられることは、周到なシミュレーションをすることだと思います。

例えば、「納品時期が遅れてしまった」という大失敗をしたと仮定します。

このような失敗をしたバックボーンには、きっと何らかの原因があると思います。

失敗した原因例
  • 製造部門に納品時期を伝えていなかった
  • お客様から聞いた納品時期を間違えた
  • お客様の要望に応えるため、無理な納品時期を設定してしまった

これらは営業現場で起きがちなミスですが、どれも想定できる範囲内だと思います。

なので、予め営業する前に一連の流れをシミュレーションしておけば、きっと防げるレベルの失敗だったと思います。

そして、次にやっておくべきことはリスクヘッジしておくことです。

失敗を「リスク」と捉え、そのリスクに対処する手段をあらかじめ用意しておく、これがリスクヘッジの考え方です。

失敗した場合の挽回策があれば、もし実際に失敗してしまったときもすぐにリカバリーすることができます。

早い段階で巻き返すことができれば、それ以上深い傷は負わなくて済むでしょう。

失敗を最小限に抑えることはリスク管理する上で非常に重要だと思うので、いざというときの対策を常に持っておくようにしましょう。




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