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BtoB営業には基本が詰まっている!
BtoB営業には”セールスの基本が全て詰まっている”と言われます。
例えば、以下のような項目が挙げられます。
- ビジネスマナー
- アタックリストの作成
- メール営業
- テレアポ営業
- 企画書の作成
- ソリューション営業
- 申込み受付
- 契約手続き
- 電話営業
- フォローアップ営業 etc.
これ以外にも数え上げればキリがありません。
このようなBtoB営業を一度経験しておけば、BtoC営業だけでなく、全ての仕事に活かせるスキルが得られるのです。
結局、営業現場はビジネスの基本ともいえる場所なので、法人営業の経験は他の職種にも転用できるのが一般的です。
例えば営業職からマーケティング職に異動する人がいます。
営業現場でお客様の接客していると、お客様と直接会話するので、顧客ニーズが徐々に把握できますよね。
その貴重な経験は、集客業務やwebマーケティングにも応用できます。
なので「営業企画部」や「営業戦略部」などの後方支援部署に移った際にもきっと営業現場で培ったノウハウは役立つはずです。
また代理店営業にもセールスノウハウは役立ちます。
販売代理店は自社に代わって営業してくれるビジネスパートナーなので、過去に自分が経験した失敗談や成功体験は、販売代理店にもきっと役立つでしょう。
BtoB営業の経験は将来のキャリアアップに役立ちますので、ぜひそのような意識で前向きに取り組んでみてください。
アフターコロナでBtoB営業は変わる?
世の中やビジネスシーンを大きく変えた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ですが、アフターコロナでBtoB営業もやり方が大きく変わったと言われています。
具体的にはオンライン商談が一般化しましたよね。
コロナ禍で在宅ワークが浸透した結果、「商談相手が出社していない!」というケースが常態化しており、訪問営業が通用しなくなっています。
つまり在宅ワークが当たり前になってしまったのです。
そのような相手ともスムーズに商談できるようにする為、オンライン商談ツールが活用されています。
代表的なツールには「zoom」「whereby」「Microsoft Teams」「Google Meet」などがありますが、これらを活用すれば離れた相手とも気軽にミーティングできるようになります。
どれがオススメというつもりはありませんが、zoomの利用者が多いので、そういった観点では一番使いやすいツールがzoomなのかも知れません。
営業資料(販促資料)が重要になる
アフターコロナではウェブ商談が一般化するはずなので、営業資料(販促資料)がとても重要になってきます。
オンライン商談では営業資料の情報が良くも悪くもダイレクトに伝わってしまうので、この作り込み次第で受注率が全く違ってきます。
なので、デザインが魅力的で、必要な情報が全て詰まった提案資料にする必要があります。
実際に、弊社もコロナ禍をきっかけにしてココナラで販促資料のリデザインをしたほど、大きな変化を実感しました。
もしデザインに自信が無いのであれば、クラウドソーシングすることも検討してみましょう。
クラウドワークスやココナラで発注すれば、資料デザインなら制作料金は1万円~5万円(1ページ@2000円)くらいだと思うので、コストは決して高くありません。
どちらにしても、絶対にプレゼン資料の手抜きはしないようにしましょう。
BtoB営業は転職しやすい?
BtoB営業は、営業職の中でも”転職しやすい”と言われている職業です。
理由の1つとして挙げられるのは、法人営業が様々な企業で活躍しているという点です。
やっぱり活躍できる場所が多いほど、転職のチャンスも広がりますよね。
年齢をあまり問われない点も、BtoB営業に転職しやすい理由のひとつになっています。
新人と聞けば「20代の若手社員」をイメージすると思いますが、企業によっては30代、40代以上で営業職に転職した人が活躍していることもしばしばあります。
例えば「奇跡の営業」の著者である”山本正明”さんは営業未経験者でしたが、44歳の時に営業職へと転職しました。
営業キャリアとしては遅い始まりでしたが、それでも新人賞を獲得したり、多大なる記録を打ち立てたのです。
なので、年齢に左右されないということも営業職の魅力だと思います。
山本さんがセールスとして成功できた秘訣を知りたい人は下の記事をご覧ください。
必要なスキルやテクニックは?
転職で不安に感じやすいのが営業スキルだと思いますが、法人営業には意外と難しい専門スキルがありません。
むしろコミュニケーション力などの素養が重視されるので、もともと雑談が得意だったり、気遣いができる人であれば普通にこなせるはずです。
取り扱う商材やサービスについての専門知識はもちろん必要ですが、それは入社してから勉強しても十分間に合うでしょう。
つまり、努力次第で成功しやすいというのも営業職の特徴だといえます。
営業職はつらいの?
「営業職はきついのではないか?」という漠然とした不安を持っているかもしれませんね。
しかし、他の仕事と比べて営業職だけが”きつい”ということはありません。
確かに営業ノルマがあったり、真夏日でも、雨の日でも外回り営業するのはとてもキツイです。
ただ、一日中デスクワークというのも、常に監視されている気分でキツイと思います。
一方で、頑張りが成果として表れやすいのは営業職ならではのおすすめポイントです。
成果(インセンティブ)を得られることでやりがいを感じられますし、仕事へのモチベーションも高まっていくことでしょう。
営業職としての経験を積めば、他の職業に転職しても活躍することができるはずです。
どちらにしても、せっかく仕事するなら前向きに取り組んでいきましょう。