フルコミ営業は副業でもOK

フルコミと聞くと「フルタイムでがっつり働く」と思われがちですが、実は副業でもOKなのです。

実際に「副業大歓迎!」を謳っている不動産会社もたくさんあります。

2017年に厚生労働省が、働き方改革の一環として副業・兼業の促進に関するガイドライン上で「労働者は勤務時間外において他の会社等の業務に従事することができる」と規定して以降、副業を始める人が増えていると聞きます。

そのようなニーズを取り込む為、不動産各社も副業人材を求めているのです。

これから副業を始めたいと考えている人は、不動産商材をフルコミで販売してみるのも良いでしょう。

ただ、いきなり不動産売買をするのはハードルが高いので、まずはリファラル営業で取り組むのをオススメします。

リファラル営業とは、「紹介営業」とも呼ばれるセールス手法で、見込み客のトスアップだけを業務内容にしています。

つまり、自分は物件提案をせず、「不動産の購入希望者(見込客)」探しだけをすれば良いので、とても気軽なのです。

リファラル営業サイトでは、営業職やセールス職が副業として取り組める求人情報がたくさん掲載されているので、すぐに仕事が見つかるでしょう。

企業が販売している商品サービスを、あなたの友人・知人など身近な知り合いに紹介するだけで稼げるのがリファラル営業です。

従来の営業スタイルとは異なり、契約手続きまでする必要がないので、その辺りを魅力的に感じる人が多いようです。

特別な営業テクニックやノウハウがないセールス初心者や、忙しくて時間がない人でもすぐに始められるので、興味がある人は一度確認してみてはいかがでしょうか。

フルコミ不動産の年収や報酬について

フルコミッションの不動産ブローカーでは、年収1,000万円を稼ぐことも決して難しくありません。

例えば、5,000万円の不動産を1受注すると、仲介手数料は法令により150万円(3%)が上限になりますが、フルコミの取り分が半分だった場合には75万円が報酬になります。

これを毎月1件ペースで受注し続けると仮定したら、1ヶ月の報酬額は「75万円×12ヶ月で900万円」となり、年収が1,000万円近くになります。

さらにフルコミッションの不動産セールスなら、成果次第で1,000万円以上を稼げる可能性も十分にあり、本人のやる気次第で2,000万円、3,000万円という普通の会社員では稼げない高額報酬を目指せます。

しかし、正社員と比較すると給料保証がなく、抵抗のある人も多いと思いますが、前項でも紹介した副業としてフルコミ不動産に取り組むことで、そのリスクも回避できます。

これは業務委託という自由度の高い雇用形態によって実現するスキームになります。

本業で生活資金を稼ぎながら、副業のフルコミ不動産で高額報酬獲得を目指す…

このような働き方なら、営業未経験の人でも無理なく続けられると思います。

またリファラル営業のように特別なスキルやノウハウを必要としない営業手法なら、誰でもすぐに始められるのでおすすめです。

副業フリーランスとして始めれば、リスクを最小限に抑えることができますが、フルコミッションを本業にした場合、成果が出せなければ報酬ゼロになるので、リスク&リターンを理解した上で取り組むようにしましょう。

フルコミの経費処理方法

フルコミの不動産営業として働く場合には、先ほど解説した通り「業務委託契約」になります。

なので、業務委託契約の場合は”個人事業主扱い”となり、業務中に発生した経費は自己負担となります。

例えば、会社員の営業職なら、業務上必要なガソリン代や電車賃などの交通費は会社負担になりますが、フルコミ営業マンとして働いている場合は、そのような交通費も自己負担になります。

そのため、フルコミッションの不動産ブローカーは個人事業主として成果をあげること以外にも、会計や経理の知識も必要なのです。

自営業には会計知識が必須

今までサラリーマンの営業職として働いてきた人は、会計業務が未経験だと思います。

会社員時代は、成果をあげるために必要な経費として気軽に計上できたものが、フルコミッション営業だと自分の財布から出ていくので、容易に使用できなくなります。

たとえ高額案件を成立させたとしても、高額な経費を使ってしまった場合、「実際に手元に残るお金は思ったよりも少なかった…」という逸話はよくある話です。

また経費以外にも、個人事業主と会社員では税金が異なります。

報酬と経費を引いた金額から、さらに確定申告で税金を納めることになります。

しかし成果次第では、会社員時代と比較にならないくらい大きく稼げる可能性もあります。

もし経費や税金の管理に不安がある場合、事前に税理士に相談するなど、あらかじめ準備するようにしましょう。

もちろん自分で専門書を読むことも大切です。

参考になる書籍を記載しておくので、ぜひ読んでみてください。

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