仕事や案件探しはどうする?

営業フリーランスとして独立起業する場合、一番不安になるのは「果たして仕事がもらえるのか?」ということだと思います。

収入が途絶えてしまうと生活できなくなるので、それでは本末転倒ですよね。

なので、独立開業してからではなく、事前準備として取引先(クライアント)を探すことから始めていきましょう。

このやり方は千差万別ですが、代表的なケース(事例)をご紹介していきますので、ぜひ仕事探しに役立ててください。

既存顧客(取引先)に聞いてみる

これが一番王道のやり方だと思いますが、既存顧客(取引先)から仕事を貰うというやり方です。

営業職であれば多少なりとも取引先を抱えているはずです。

そのような企業に対して、「営業フリーランスとして独立することを考えているんですが、なにか仕事回してもらえませんか?」と聞いてみるのです。

もし「回せる仕事はないよ」と言われれば独立せずにサラリーマンを続けて、「仕事あるよ!ぜひお願いします。」と言われれば独立開業するのです。

そうすればリスクを最小化できるので、独立後に「仕事がない…」という状態を回避できます。

フリーランス向けのサイトを利用する

営業フリーランスを募集している企業は、ポータルサイトやwebプラットフォームに求人情報を掲載しています。

この求人内容は”業務委託募集”になっているので、フリーランスでも気軽に応募することができます。

仕事内容は『不動産営業でがっつり稼ぐ(月収100万円以上)』ような案件から、『リファラル(紹介)で気軽に稼ぐ(月収10万円程度)』ようなお仕事まで様々です。

ポータルサイトにも様々な種類がありますが、

  • 求人情報サイト
  • フルコミ募集サイト
  • リファラル営業サイト

などが代表的だと思います。

求人情報サイトは正社員募集がメインなので、求人数は少ないですが、どのサイトも無料で使えるので、一度案件探しに使ってみることをおすすめします。

フリーランス向けのサイト

求人情報サイト:リクナビNEXT

フルコミ募集サイト:フルコミドットコム

リファラル営業サイト:side bizz(サイドビズ)

新規開拓営業をする

自分で新規開拓営業するのが、最もきついやり方だと思いますが、『一番儲かるやり方』でもあるはずです。

営業フリーランスとして独立するからにはやっぱり営業力が必要ですよね。

その持ち前の営業力を存分に活かしてクライアントを開拓していくのです。

逆に言えば、この新規開拓営業ができないようでは、営業フリーランスとしては力不足だと言えるでしょう。

別の側面から見れば、新規開拓営業の実績は本業の成功事例としてアピールすることもできるはずです。

営業フリーランスとして独立した直後は実績ゼロから始めるはずなので、自分で実績を作っておくとクライアントにもアピールしやすいはずです。

そういった意味では、独立したばかりの頃は新規開拓営業に集中したほうが良いのかもしれません。

営業力が必要とされている

先程クライアントの新規開拓営業について触れましたが、実はどのような企業でも新規開拓営業のニーズはあるのです。

企業は利益を求めるので、常に新しいクライアントを探し求めています。

しかし現実問題として、多くの企業は新規開拓に課題感を持っており、理想通りの営業活動ができずにいます。

営業フリーランスにとっては、ここにビジネスチャンスが眠っているのです。

つまり『理想と現実のギャップ』があるので、その部分を埋めればビジネスになるということです。

営業のプロフェッショナルとして独立すれば、新規開拓営業に困っている企業や、既存顧客の活性化ができない企業から仕事を依頼されるかも知れません。

実は、職人気質が強い人ほど「良い製品サービスを提供すればお客様は来てくれるはず…」と思い込んでいるのです。

これは店舗経営者もよく誤解しているのですが、マーケティング的な観点では、「美味しい料理を提供すればお客様が来る」ということは絶対にあり得ません。

確かにそのような時代はありましたが、それは旧態依然の考え方で、高度経済成長期(=ボーナスステージ)だった昔の話です。

現代のセールスは複雑化しているので、断言しますが、そのようなやり方では全く通用しません。

もし成功したとしても、それは単なる”ラッキーパンチ”なので、再現することができないはずです。

あくまでも、「セールス×マーケティング」をセットで実施しなければ成功することはできないでしょう。

どんなに優れた技術を持っていたり、唯一無二の製品を作っていたとしても、知ってもらえなければ意味がありません。

このような職人気質の人には、営業代行(営業アウトソーシング)を依頼するニーズがあるのです。

経費処理について

フリーランスとして独立する以上、経理処理(バックオフィス)を自分でやらなければいけません。

税理士を雇ってもいいですが、個人事業主であれば一度自分でやってみることをオススメします。

現代ではAIを活用したクラウド会計サービスが登場しているので、意外と簡単に経理処理できてしまうのです。

代表的なソフトウェアは、

  • クラウド会計ソフト「freee(フリー)」
  • クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計」

の2種類だと思います。

どちらも上場企業なので、システムは安定しています。

あとは好みに応じて選んでみてください。

自分で経理処理をする場合、気になるのは「一体どこまで経費にできるのか?」ということだと思います。

フリーランスになった際に感じる大きなメリットは、経費を自由に使えることですよね。

経費は事業経費として損金算入できるので、結果的に税金を少なくする、つまり節税メリットが出せるのです。

この時のポイントは、事業に使うものは原則的に全て経費処理できるということです。

なので「できる限り経費処理したい!」と考えるはずですが、私生活とはきちんと区別しなければいけません。

個人事業主は代表者個人との境目が曖昧になってしまうので、私生活の分まで経費にしてしまうケースが散見されます。

もしその境界線がわからない場合には、ぜひ下の本を読んでみてください。

税務署員だけのヒミツの節税術
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とりあえずやるべきことは、まずはAmazonビジネスなどに登録しておくことです。

経費処理しやすくなるので、独立開業を目指している人は忘れずに登録しておきましょう。

まとめ

ここまで営業フリーランスとして独立・起業する為のノウハウをお伝えしてきました。

フリーランスは自由が手に入る一方で、全て自己責任という働き方です。

また、個人事業主ではありますが、経営者には変わりないので、社会的な責任も重大です。

せっかくフリーランスとして取り組む以上は、サラリーマン時代よりも高収入&自由な生活を目指しましょう。

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