吉田松陰の名言集21

明主に忠有るは珍しからず、暗主に忠なるこそ真忠なれ。

吉田松陰の時代は、生まれた土地が生涯の地であり、藩主を選ぶ権利などありませんでした。

なので、中には暗愚な主君もいたはずです。

しかしそのような逆境に動じず、自分の主君に対して忠義を貫くように諭したのです。


吉田松陰の名言集22

一日に一事を記せば、一年中に三百六十事を得ん。

一夜に一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失はん。

この言葉は「1日に何か一つを学べば、一年で360の知識を得ることができる。一夜で1時間サボれば、100歳まで生きたとして3万6千時間も失う」という意味の名言です。

3万6千時間とは「約四年間」なので、塵も積もれば山となるのです。

サボらずおごらず努力し続けましょう!


吉田松陰の名言集23

天下は天朝の天下にして、乃ち天下の天下なり、幕府の私有に非ず。

この言葉は「天下は天皇のもので、幕府のものではない」という意味の名言です。

ペリーの黒船来航に衝撃を受けた吉田松陰は、尊皇倒幕の道を選びます。

これは松陰の立場を明確にする、歴史的にも重要な言葉だと言われています。


吉田松陰の名言集24

征夷は天下の賊なり。

今措きて打たざれば、天下万民其れ吾れを何とか謂はん。

幕府がアメリカと日米修好通商条約を結んだことに対して、吉田松陰は激怒します。

それをきっかけにして「革命家 吉田松陰」となり、過激な道に進んでいったのです。


吉田松陰の名言集25

身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂。

この言葉は吉田松陰が死刑になる前日に書いた一文なので、ある意味では松陰の遺言とも言えます。

この言葉の意味は「私が処刑されて、この体は武蔵の野辺に朽ち果てようとも忘れないで欲しい、僕が抱き続ける日本人としての確固たる精神である”大和魂”を」ということです。

日本の将来を案じ、日本という国に対して至誠を尽くした吉田松陰が残した名言です。


吉田松陰の名言集26

心あれや人の母たる人達よかからん事は武士の常

これは吉田松陰が妹たちに送った言葉です。

自分は死刑になるという状態でしたが、「不幸は突然やってくるので、武士の妻であるなら覚悟しておきなさい」と諭したのです。

身内に対する松陰の優しさが感じられる名言だと思います。

まとめ

吉田松陰は「人を動かす天才」と賞賛されていますが、その生涯はたった30年という短いものでした。

たくさんの名言を残していますが、松下村塾で教えたのもたった2年9ヶ月に過ぎないのです。

短い人生でしたが、それでも幕末を代表する偉人として、長州藩を引っ張った知識人として、吉田松陰が残した名言は今でも語り継がれています。

吉田松陰という人物がいたからこそ、明治維新という大事が成し遂げられたのでしょう。

人生に役立つ言葉ばかりなので、幕末の名言もぜひご覧ください。




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