菜根譚の名言21

一善言(いちぜんげん)を聞く

これはつまり「座右の銘を持ちましょう!」という格言です。

自分の心の支えとなる言葉は、人生を歩むための道しるべになるはずです。

まだ座右の銘が決まっていない人は、ぜひ下の記事をご覧ください。


菜根譚の名言22

倹なる者の貧にして余りあり

求めるから不足するのです。

欲しい欲しいと思うと、いつまで経ってもその欲望が消えることはありません。

そうではなくて、他人に与えるようにしましょう。

それを推奨しているのがイエス・キリストです。

この考え方はキリスト教にも通じるので、気になる人は下の記事をチェックしてみてください。


菜根譚の名言23

人心に、一部の真鼓吹(しんこすい)あり

真鼓吹とは「立派で完全な音」のことを指します。

つまり自然界に存在する音のことを言っているのです。

現代人はとても忙しいですが、自然の音に耳を傾ける余裕を持った方がいいと諭しているのです。


菜根譚の名言24

直にして、矯(きょう)に過ぎず

真面目でまっすぐなことを「直」と言って、矯は弓を引いて矢をまっすぐ放つことを言います。

この名言が言いたいのは、「何事もほどほどに」ということです。

たとえ正しいことであっても、度を超すのはやめたほうがいいでしょう。


菜根譚の名言25

死を起して生を回(かえ)す

死を意識することで、人生が充実していくのです。

そういった意味では「死を覚悟する」というのは、前向きな考え方のように思えます。


菜根譚の名言26

動処(どうしょ)に静にし得来たり

動処とは騒がしいところを言います。

そして「静にし得来たり」とは、心安らかに過ごせるようになったことを意味しています。

つまり「騒がしい場所にいたとしても、自分は心安らかに過ごすことができるようになった」と言っているのです。

これは物理的な騒がしさもそうですが、イライラしたり、プレッシャーを感じて心が騒がしく思える場合も含まれています。

そのような緊張する場面でも、心静かに過ごせるほど強い人なのです。


菜根譚の名言27

人の小過を責めず

人間は過ちを犯す生き物ですが、小さな過ちであれば咎めてはいけないという意味の名言です。

揚げ足を取るようにチクチクと言い続けることは、あまり得策ではありません。


菜根譚の名言28

清を濁(だく)に寓(ぐう)す

寓すは、そこに住むとか、留まるという意味の言葉です。

この言葉が伝えたいのは「たとえ自分が皆より優れていたとしても、それを隠して、劣っているようにした方が良い」ということです。


菜根譚の名言29

己の長を以って、人の短を形(あらわ)すことなかれ

この言葉は「自分は優秀だと勘違いをして、他人の弱点や失敗を指摘してはいけない」という意味です。

そうではなくて、人の長所を見つけて、それを褒めるようにすれば、お互い成長できるのです。


菜根譚の名言30

徳は才の主にして、才は徳の奴なり

徳とは、人を思いやる心のことを言います。

つまり人を愛する気持ちを持った人は、才能に恵まれますが、優れた才能だけを持って、人を思いやる心がない人はダメだと言っているのです。

菜根譚は間違いなく名著!

菜根譚が書かれた中国明(みん)王朝は、1368年~1644年の頃に栄えました。

このような古典が、今もなお読み継がれているのは、それなりの理由があるはずです。

つまり言いたいのは、菜根譚の内容は普遍的であり、素晴らしい内容であることに疑いの余地がないということです。

きっとあなたの人生に役立つ名言ばかりなので、ぜひこの中から座右の銘になる言葉を見つけてください。




関連キーワード
営業系の副業情報サイト「side bizz」

営業系の副業を探すならside bizz(サイドビズ)を要チェック!

サイドビズには”紹介するだけで稼げる”副業情報が多数掲載中!

サイト利用料は全て無料(0円)!

おすすめの記事