視察に1日しか割けないとしたら、私なら絶対に昼食は抜く。
これはトランプの本気度が伝わってくる名言ですよね。
「お昼休憩は労働者の権利だ!」と主張するのは良いでしょう。
しかしあなたのライバルがトランプのような人だったら、そのようなスタンスで果たして勝てるでしょうか?
身近な弱いライバルに勝つことだけを考えていませんか?
成功するための要素を天秤にかけた場合、トランプのような考え方になるのだと思います。
悪い評価を信じてはいけない。
良い評価はもっと信じてはいけない。
トランプは若い頃からマスメディアへ露出していたので、悪く言われるよりも褒められる方が危険だと熟知していました。
良い評価は自分を”自惚れ屋(うぬぼれや)”にさせるので注意しましょう。
私はいつもドアを開けたままにしている。
トランプは会社経営者ですが、社長室のドアを開けたままにしているそうです。
その方が社員も気軽に質問できるので、ビジネスがスムーズに回るみたいです。
これが自社の強みだとトランプは言っています。
登る時は、足元の人々に気をつけろ。
降りる時、足元にいるのは同じ人々なのだから。
トランプは不動産事業で大成功を収めましたが、アメリカ経済の後退によって、破産危機に追い込まれたことがあります。
そのような両局面を知っているドナルド・トランプだからこその名言だと思います。
正直に話すことだ。
自己弁護しないように気をつける。
トランプはマスコミとのやり取りに関して、正直に話すように心掛けているそうです。
しかし中には意地悪な質問もあるので、そのような場合には肯定的な答えを返すそうです。
「マスコミ:世界一高い建物が街に悪影響を与えるのでは?」⇒「トランプ:ニューヨークは世界一高い建物を持つのにふさわしい街だ」
「マスコミ:なぜ金持ちだけを相手に建物を建てるのか?」⇒「トランプ:建設工事によって貧しい人もたくさんの恩恵を受ける」
このような答弁術は、大統領時代にも役に立ったようです。
歴代アメリカ大統領の名言は以下の記事をご覧ください。
社員が自分以上に働いてくれると思ってはいけない。
これは当たり前の話ですが、多くの経営者は誤解している気がします。
自分よりも安い給料の社員が、自分より働いてくれるなんて都合のいい話などないのです。
肩書きを超えたところで、人を見なければならない。
- 代表取締役
- 社長室長
- 執行役員
このような肩書きを気にしてしまうと、自分でフィルターをかけてしまいます。
すると大事な部分を見落とす可能性が高くなるので、できる限り素直な気持ちで相手を見るようにしましょう。
ネガティブな人間は、ウィルスのように、ネガティブな感情を伝染させる。
ネガティブ思考は癌細胞みたいなものなので、そのような人材が一人いるだけで、組織全体が蝕まれていきます。
トランプは「どんなに有能に見えても、ネガティブな人間だと感じたら、絶対に雇ってはいけない」と語っています。
ビジネスパートナーが弱ければ、提携関係も協力にはなり得ない。
ビジネスにおいては協業する局面がありますが、この時に組む相手は慎重に考えた方が良いと思います。
出来る限りストイックで、誠実なパートナーと組むようにしましょう。
多くの人々が弱点を抱えながら成功を収めている。
何かにチャレンジする場合、自分の弱点に目がいってしまいますよね。
そうするとなかなか踏み出せなくなりますが、弱点のない人などいません。
要するに「やる気」と「行動力」だけが重要なので、それがあるなら果敢に挑戦していきましょう。