点と点が将来結びつくと信じなくてはいけない。
信じるものを持たなければいけないのだ。
スティーブ・ジョブズは、スタンフォード大学の卒業生に対して「Connecting the dots」と呼ばれる演説をしました。
今やっていることは、全てこれからの人生に繋がっていくのです。
創造とは結びつけること。
神様であれば天地創造のようなことをするかもしれませんが、人間の創造とは無から有を生み出すことではありません。
ほとんどのケースで既にあるモノを改良したり、少しアップデートする程度なのです。
情熱がたっぷりなければ生き残ることはできない。
何かを成し遂げたい場合、「情熱」が必要だとジョブスは言います。
情熱を注ぎ込めるアイデアや問題意識がなければ、人は簡単に諦めてしまうのです。
大事なのは自分の心に素直になることだ。
好きなことだけをやっていれば楽しいですよね。
しかし現実は複雑なので、やりたくない仕事をやったり、望んでいない状態に甘んじている人は多いはずです。
ジョブスはそのような「自分を偽る行為」をやめるように諭しているのです。
金のためにやってきたわけではない。
買いたいものなんてすぐ尽きてしまう。
スティーブ・ジョブスのような成功者は「買いたいものがあるのは幸せだよ」と言います。
世界有数の億万長者になったジョブスですが、その生活はとても質素だったそうです。
擦り傷のついたステンレスを美しいと思う。
僕たちだって似たようなもんだろう。
iPhoneをケースに入れたり、iPadカバーをつけたりする人は多いと思いますが、ジョブスはそのような行為が気に入らなかったそうです。
スティーブ・ジョブズにとって、既に完成されたデザインに、わざわざカバーをかける行為はナンセンスに映ったのです。
そして製品についた傷は、その人の人生そのものであり、その人の個性とも言えます。
それを嫌うことは、その人の人生を否定することにつながると考えたのです。
失敗を覚悟で挑み続ける。
それがアーティストだ。
世の中を変えるようなイノベーションを起こすためには、ある程度のリスクを背負わなければいけません。
もちろん失敗することもあるでしょう。
しかしそれを恐れたら、世の中を変えることなどできないのです。
あれこれ口を出さないのは我々の見識だ。
他社はあれこれ手を加えて役立たずにしてしまった。
スティーブ・ジョブスは、異常なくらいユーザーインターフェース(UI)やプロダクトデザインにこだわりを持っていました。
なので「これで完璧!」と言える状態でなければリリースしなかったのです。
それでも消費者から受け入れられるかは別の話です。
もし受け入れられなかった場合、不安になってあれこれ改修しようと考えますが、ジョブスは自分のセンスを信じて、大きな改修はしなかったそうです。
結果的にそれが成功につながったと言っています。
IBMはパソコンを知性の道具ではなく、データ処理の機械として売っている。
スティーブ・ジョブスの考え方は一貫しています。
コンピューターとは、人間の可能性を最大限に引き出すためのツールなのです。
それ以外のコンピューターをジョブスは認めませんでした。
全ての物事を一変させるような革命的な製品が時として現れる。
この名言は2007年にiPhoneがリリースされた時の言葉です。
ジョブスの目的は世の中をあっと驚かせて、世の中を今よりも良くすることです。
それにはイノベーションが必要なのです。
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