スピーチの話し方&コツとは?

ここまで読んだ人はスピーチで緊張する理由が理解できたはずですが、次にやるべきことは「上手にスピーチするためのコツ」を学ぶことです。

適当にスピーチしたりプレゼンしても、決して上手にはなりません。

上手にスピーチするためには、それなりのコツやノウハウがあるということです。

スピーチのコツ
  • 話す材料を集める
  • 話を組み立てる
  • きちんと練習する

これは当たり前のことだと思われがちですが、スピーチが下手な人は総じてこれが出来ていません。

例えば美味しい料理を作ろうとした場合、それに必要な材料を揃えますよね。

それと同じで「披露宴スピーチ」「新入社員に対してのスピーチ」「自己紹介のスピーチ」など、どれも話す材料が必要なことに気付くはずです。

そして次に必要なものが話を組み立てることです。

先ほど同様に美味しい料理を作ろうとした場合、そのレシピが必要ですよね。

たとえ良い材料が揃っていても、話の組み立て方次第では、まずい料理になってしまうのです。

ここまでの材料が揃った場合、後はしっかりと準備をするだけです。

簡単に言うと「きちんと練習する」のです。

そのやり方はいたってシンプルで、ただ「声に出して練習する」ということだけです。

頭の中で準備したものは、本番でほとんど通用しません。

自分が話すシチュエーションをイメージしながら、何回でも声に出して練習するのです。

このやり方に近道はないので、何度も地道に練習するしかありません。

スピーチの構成はどうする?

先ほど話の組み立て方について触れましたが、ここではスピーチの構成について深掘りしていきたいと思います。

これはスピーチにおけるレシピ的な役割なので、とても重要な部分になります。

まず理解しておくべきことは、スピーチには目的があるということです。

スピーチの目的
  • 話を理解させる
  • 相手を説得する
  • 聞き手を楽しませる
  • 感謝の想いを伝える
  • 自己紹介をする etc.

このようにスピーチは内容に応じて目的が定まっているはずです。

なので、まずは目的を達成することを念頭に置きましょう。

その上で、話の組み立て方について理解しておく必要があります。

話法の種類

三段話法:序論 ⇒ 本論 ⇒ 結論

四段話法:起 ⇒ 承 ⇒ 転 ⇒ 結

五段話法:注意 ⇒ 興味 ⇒ 欲望 ⇒ 比較 ⇒ 行動

ここで紹介する話法は基本的な話し方なので、どれが良い悪いという話ではありません。

それぞれの目的に応じた話法を選択すれば良いのです。

例えば「三段話法」は最も簡単な組立方法なので、聞き手からしてもわかりやすく、説得力も高まります。

三段話法は文章の構成法としても古くから使われているやり方です。

「四段話法」は、まず話を起こし、承でこれを受け継ぎ、第3句では全く違う場面に転じる事が特徴的です。

そして最後に全体を通した結論で結ぶのです。

これは漢詩を作る際の構成法として知られていますが、セミナーでの話し方、4コマ漫画でもこの手法が用いられています。

そして「五段話法」は、プレゼンテーションなどで使われている説得手法です。

これはAIDMA(アイドマ)の法則と似ていますが、4句目である「比較」の部分が違っています。

AIDMAの法則とは?

Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)

この五つの頭文字を取った法則がAIDMA(アイドマ)の法則です。

AIDMAの法則では「記憶」してもらって、その後の「行動」に繋げてもらいますが、スピーチの場合にはその場で進んでいくので4句目は「比較」となるのです。

しかし、結局「三段話法」が最も使いやすいので、基本的には三段話法で構成するのがおすすめです。




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