幸せは掴むものでも、なるものでもない。
幸せとは感じるものである。
自分がどう思うか?
ただそれだけなのです。
一つだけハッキリと言えるのは「幸せという現象を求めている間は幸せになれない」ということです。
望むこと、欲すること、希望することがゼロになったら、「ゼロ=無限大」という状態。
これは少し難しい概念かもしれません。
「ゼロ」がなぜ「無限大」になるのかといえば、『欲望ゼロ』の状態は何も求めていない状態になるからです。
これ以上何も求めない状態は「満たされた状態」なので、幸せで溢れていると言えるのです。
人間の望みや欲望というものには「これでよし」というラインがないから、「パラダイス」状態は永久に実現しない。
人間の欲望には限界がないので、注意が必要です。
「欲しい」を追い求めるのではなく「必要」を探しましょう。
コップに水が半分入っている時、三つの見方がある。
- 半分しかないじゃないか。不愉快だ。
- 半分も入っていて嬉しい、楽しい、幸せ。
- 誰かが半分残して言ってくださって、ありがたい。
しかし、宇宙的な事実は「水が半分入っているだけ」。
これは”フレーミング効果”と呼ばれている心理術ですが、この名言が伝えたいのは「どのような結論だったとしても、それは自分が決めている」ということです。
事実を言えば「コップに水が半分入っている」だけなのです。
人間がこの世に生を受けた目的は、自分の努力目標に向かってそれを達成することでなく、ただ「喜ばれる存在になること」。
小林正観は「自分の思いを実現させたい」と考えることが、苦しみの原因になっていると語っています。
自分本位な生き方ではなく、「人を喜ばせる」という他人本位な生き方も悪くありません。
人間は、死に至る病気にさえ感謝する心境になれる。
これは究極の境地ですが、確かにその通りかもしれません。
死を覚悟すると、これまでの日常に感謝したり、多くの人の優しさに気づくかもしれません。
病気のおかげで、普通は出会えない喜びに気づくのです。
どんな出来事にも、プラスに見えるところと、マイナスに見えるところが同居している。
これはつまり「何事も一長一短」ということです。
完璧など存在しないのです。
今日下した判断は、どんな判断も全て100%正しい。
これはとても前向きな名言だと思います。
明日にはその判断が間違ってると気付くかもしれません。
でも、今日現在「正しい」と判断できれば、それで良いはずです。
なぜかといえば、もし過去の自分が未熟だと感じるのであれば、それは成長している証だからです。
- 重要なこと
- 重要でないこと
- 大きいこと
- 小さいこと
これらに区別はない。
どんな出来事だったとしても、自分の人生のパーツです。
それらが組み合わさって、今のあなたがあるのです。
これをアップル創業者のスティーブ・ジョブズは「Connecting the dots(点と点をつなげる)」 と表現しました。
スティーブ・ジョブズの名言集は下の記事をご覧ください。
心が健康であれば、体も健康
「病は気から」という言葉もある通り、気の持ちようは大切だと思います。
どんなときも前向きに生きましょう!