「答」を見つけて立ち上がるのは、自分自身に他ならない。
<四乃森蒼紫>
どんな逆境がやってきたとしても、どれだけ高い壁が待ち受けているとしても、それを超えられるのは自分だけです。
人生は自分の力で切り開くしかないのです。
この背中の悪一文字にかけて、京都は絶対に焼かせねェ!
<相楽左之助>
相楽左之助といえば、明治政府に裏切られた悲劇の部隊「赤報隊」の生き残りですよね。
緋村剣心の仲間として活躍している心強いキャラクターですが、その背中には意外なことに「悪」という一文字が刻まれています。
この「悪」という文字を背負っているのには諸説ありますが、有力なのは「赤報隊に着せられた汚名を、自分が引き継いでいる」という説です。
赤報隊は明治政府から「悪者だ!」という汚名を着せられ、ほぼ全員が処刑されました。
しかし、それは赤報隊にとって歪められた真実であり、突き通してきた「誠」を否定されたのと同然なのです。
もしそれを世間が「悪」と呼ぶのであれば、それを背負って生きるという覚悟の証なのでしょう。
「悪」という背中文字には、左之助の信念が込められているのです。
死ねない…、俺はまだ死ぬわけにはいかない。
<緋村剣心>
厳しい戦いの中、剣心は死を覚悟します。
しかし剣心の帰りを心待ちにしている人たちの顔が浮かんだ時、自分でも思いがけないような実力が発揮できたのです。
もう二度と人は殺めない。
もう二度と決して…
<緋村剣心>
幕府の暗殺部隊「闇乃武」との戦いで、頭の”辰巳”と共に、自分の妻である雪代巴を剣心は斬ってしまいます。
この事件をきっかけにして、緋村剣心は不殺の誓いを立てるのです。
自分がブチ壊れるまで「守って闘え」よ。
<相楽左之助>
これは左之助らしい、男っぽい言葉ですよね。
信念を守り通す大切さを語った名言です。
勝負は常に一本、殺るか殺られるかである。
<石堂雷十太>
これはビジネスにも通用する名言だと思います。
ビジネスでは「勝つか負けるか」しかないので、それであれば「絶対に勝つ!」しか選択肢がないですよね。
一言で言うなら自然の摂理だ。
<志々雄真実>
るろうに剣心という物語の大ボスと言える「志々雄真実(ししおまこと)」の名言です。
チャールズ・ダーウィンの「種の起源」をご存知でしょうか?
この本は自然の摂理を解き明かした名著ですが、ビジネスを紐解くのにも使える本だと思います。
「種の起源」は歴史の授業で習うはずなので、名前くらいは聞いたことがありますよね。
ビジネスパーソンであれば読んでおくべき本なので、もしまだ読んでない人は下のリンクから購入してみてください。
人の心が変わらなければ、何の意味も無いのよ。
<神谷薫>
時代の変革期において、これまでの常識を疑うのはなかなか難しいことだと思います。
これは企業においても同じですよね。
これまでのビジネスでは通用しないとわかっているのに、なかなかそれを変えることができませんが、それではいづれ死んでしまうのです。
誰にだって、語りたくない過去の一つや二つあっておかしくないわ。
<神谷薫>
これは薫が剣心に言った名言です。
過去を振り返ると、失敗だらけですよね。
でもその経験があるから、今現在のあなたがいるのです。
ここにいるのはみんな、拙者が心から信をおいている仲間でござる。
<緋村剣心>
事業運営とはチームマネジメントです。
仲間のことを信頼できなければ、決して成功などできないのです。