ルソーの名言集
ジャン=ジャック・ルソーは、18世紀を代表するフランスの思想家です。
「自然に帰れ」という名言はとても有名ですよね。
フランス革命にも影響を与えた人物なので、知っている人は多いはずです。
著書である「社会契約論」「人間不平等起原論」「エミール」などは非常に有名なので、興味があれば一度読んでみてください。
生きるとは呼吸することではない。
行動することだ。
人間の特徴は自ら考え、それを行動に移し、現状を変える力を持っていることです。
全ての不幸は、未来への踏み台に過ぎない。
これはとてもポジティブな名言だと思います。
もし不幸が訪れたとしても、人間はそれを改善しようと努力するので、結果的に未来への踏み台に過ぎないのです。
ある者は明日に、他の者は来月に、さらに他の者は10年先に希望をかけている。
この名言もルソーらしい言葉だと思います。
この格言からわかる通り、誰一人として「今日だけ過ごせればOK」と考えている人などいないのです。
みんな「明日はいい事があるかも」「人生の転機が訪れるかも」と頭の片隅では考えているのです。
希望があるから人間は生きていけるのです。
忍耐は苦い。
しかしその実は甘い。
人生においては、耐えなければいけない場面がいづれやってきます。
それは辛くてしんどい期間だと思いますが、それによって得られる成果は非常に大きなものになると思います。
ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているのか考えずに書き始めること。
そして何を書いたのかを知ろうとせずに、書き終わらなければならない。
誰かに思いを伝える時には、難しいことを論理的に考えず、心の奥底から湧き上がってくる感情をそのままぶつけることが大切です。
素直であることが一番重要なのです。
自然を見よ。
そして自然が教える道を辿っていけ。
自然は絶えず子供を鍛える。
ルソーが教育について語っているのを意外に感じるかもしれませんが、ルソーは教育者としても有名なのです。
その代表格が「エミール」という著書ですが、この本の中で「自然人教育」と「社会人教育」について語っています。
もし子育てに悩みがある人は一度読んでみてください。
最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。
人生を楽しんだ人間のことである。
一見すると長生きとは「長寿」のことを指す気がしますよね。
しかし「人間は忘れ去られた時に本当に死ぬ」という考えに立った場合、偉業を成し遂げた人は長生きだといえます。
偉業を成し遂げた人は、仕事を愛し、人生を楽しんだからこそ、偉業を成し遂げられたのだと思います。