ルキウス・セネカの名言集
セネカは第5代ローマ皇帝ネロの幼少期に家庭教師をしていたことでも知られていますよね。
哲学者としてはストア派に該当するので、個人の道徳的・倫理的幸福を追求しました。
怒りは道楽よりも悪質である。
道楽は自分一人で楽しめますが、怒りの感情は他人の苦痛によって楽しむ行為なので、セネカは「悪質である」と言ったのです。
我々は短い人生を授かったのではない。
我々が人生を短くしているのだ。
「人生は短い」という言葉を聞いたことありますよね。
確かにあっという間に歳をとってしまいます。
その中身を濃くするか薄くするかは自分次第なのです。
誰もが、他の誰かのために、使い潰されているのだ。
「使い潰す」という表現はネガティブに聞こえますが、他の誰かのために貢献することが人間として生きる意味なのです。
これは社会の仕組みを端的に表現した名言だと思います。
未来のことは、運命の思い通りにさせてやれば良い。
未来はコントロールできません。
コントロールできるのは今現在だけです。
それであれば、未来を不安がったり、考えることは無駄なことだと思います。
先延ばしは、人生最大の損失なのだ。
やるべきことを先延ばしにするのは、毎日を無駄にすることと同義です。
今やるべきことであれば、すぐに取り掛かりましょう!
他のセネカの名言集は下の記事をご覧ください。
まとめ
ここまで世界の哲学者の名言集をご紹介してきました。
どの人も「賢者」や「哲人」と呼ばれた人ばかりなので、学ぶべき部分が多かったはずです。
ぜひこの中からお気に入りの言葉を探してみてください。