アリストテレスの名言集
アリストテレスの師匠は、前述したプラトンです。
その師匠を超えるような実績を残したアリストテレスは、古代ギリシア時代の哲学者ですが「万学の祖」と呼ばれています。
代表的な著書である「ニコマコス倫理学」の中で、中庸(ちゅうよう)を勧めているので、もし気になる人は一度読んでみてください。
人に従うことを知らないものは、よき指導者になり得ない。
この名言の言いたいことは「他人の気持ちを知れ」ということだと思います。
部下、後輩という地位になったことがない人は、その人たちの気持ちが分からないので、適切なマネジメントができないのです。
もしマネジメントに悩みがある人は、P・F・ドラッカーの「マネジメント」を読んでみてください。
人は繰り返し行うことの集大成である。
だから優秀さとは、行為でなく、習慣なのだ。
「習慣」という言葉を使うのでややこしいですが、この名言が伝えたいことは「点と点は線になって繋がる」ということです。
今までやってきた行為全てが、その人自身を形成するのです。
手は、道具の中の道具である。
どんなに優秀な道具だったとしても、自分の手にはかないません。
道具はある一定の分野で力を発揮しますが、手は万能です。
そのような万能アイテムを常に身に付けていると考えれば、色々なことにチャレンジする勇気が湧いてきますよね。
物事を学ぶのに、決まった方法はない。
「万学の祖」と呼ばれたアリストテレスらしい名言ですよね。
何でもルールを気にする人がいますが、学ぶことに関しては意欲さえあればOKなのです。
「垣根」は相手が作っているのではなく、自分が作っている。
お互いわかり合うためには、垣根を取り払って本音で話し合わなければいけません。
そのために、まず自分が相手のことを信頼しなければいけないのです。
勤勉なる者も怠惰なる者も、人生の半分は大差なし。
なぜならば、人生の半分は眠っているからなり。
人生80年と考えた場合、40年近くは眠っているだけなのです。
そう考えると、残り40年をどう過ごすかが成功の分かれ目になってきそうですね。