自分自身の悪口を言ってみましょう。
本気で自己批判をすると、面白いことに”相手の敵意”は消えていきます。
これが相手の敵意を最小化し、味方に変える方法だとデール・カーネギーは語っています。
人と意見が違うところから、話を始めてはいけません。
意見が同じことを強調しながら話を始めましょう。
これが相手から同意をもらう秘訣です。
相手に質問して、会話を引き出すのです。
これは営業でも同じですよね。
熱心なセールスマンは、とにかく製品サービスのメリットをベラベラと喋り続けますが、顧客が本当に知りたいのは、商材のデメリットだったり、「自分の課題が解決できるか?」という点だったりするので、「お客様は何を望んでいるのか?」というのを丁寧にヒアリングしましょう。
何かを売りつけられているとか、何かを強制されているという気分は、誰も好みません。
私たちは、自分の意志で買っているとか、自分の考えで動いていると感じることを好みます。
これは人間心理の本質なので覚えておきましょう!
成果を上げるには、競争心を刺激することだ。
お金やインセンティブを飴玉にするやり方は、二流のマネジメントです。
一流のマネジメントは「人よりも優れていたい」という願望である”競争心”を刺激するやり方です。
ビジネスリーダーは覚えておきましょう!
完全には満足してないことがいくつかある。
これは部下の仕事を指摘する時、とても便利な言い回しです。
頭ごなしに「ちゃんと仕事しろ!」と叱るのではなく、「基本的には満足しているが、まだ足りない部分があるよ」という伝え方をすれば、部下の自尊心を傷つけず、仕事のクオリティも上がるはずです。
便利な言い回しなので覚えておきましょう!
心にもない言葉を欲しがる人はいませんし、わざとらしいお世辞を欲しがる人もいません。
時にお世辞も必要ですが、決して上辺だけの付き合いが本質的ではありません。
その部分は履き違えないようにしましょう。
愛を壊すための確実で非道な方法の中でも、口やかましさは特に破壊力があります。
相手に不平不満を言ったり、あら探しをしたりするのは、確実に”愛情”を仕留めます。
これは夫婦や子供との間だけでなく、友人、取引先など全てに当てはまる話です。
理詰めで押し通さない。
「契約書には××と書かれているので…」とか、「さっき○○って言ったのに…」など、揚げ足を取るような理詰めを人間は激しく嫌います。
もし自分が間違っていると気づいたとしても、すぐに人は正直になれないので、結果的に人を動かせなくなるでしょう。
結婚で成功するのは、良い相手を見つけるより大変だ。
良い相手でいることが大変なのだ。
これはリーランド・フォスター・ウッドの言葉を引用したものですが、結婚生活について語った名言です。
結婚している人であれば、誰もが同意する金言ですよね。
まとめ
ここまで「人を動かす」の名言をご紹介してきました。
「人を動かす」には姉妹本と言われている「道は開ける」という名著があります。
「道は開ける」には人間が抱える悩みを解決する方法が記されています。
これはつまり「幸せに生きる為の道しるべ」となり得るので、ぜひ”道は開ける”もご覧ください。
まずは「”道は開ける”に書かれている内容を知りたい」という人は、下の記事をご覧ください。