なにができる!!
実体のない神に!!
<バラン>
宗教国家ブランカのバランは、妹のユウカを病気で亡くしました。
宗教国家が故に、ユウカは薬を飲まず(拒否)に死んだのです。
そのような過去を持つバランの言葉は、盲目的な信仰&信奉を疑うきっかけになるはずです。
おまえのようなババァがいるか!!
<ケンシロウ>
これは老婆に変装した拳王偵察隊に対するケンシロウのツッコミです。
クールなケンシロウが面白いツッコミを入れる貴重なシーンとして有名ですよね。
右腕?
おれの右腕はここにある。
<ジャッカル>
これは悪党ジャッカルの名言です。
手下の参謀格フォックスがケンシロウにやられそうだと聞いたジャッカルは、フォックスを捨て駒にすることを決めます。
その時部下に「し…、しかしフォックスはあなたの右腕では!?」と言われたので、自分の右腕を叩きながらこのセリフを言ったのです。
世紀末の非情さをよく表現した名台詞だと思います。
汚物は消毒だ~!!
<サウザーの手下>
南斗六聖拳の一人であり「聖帝」と呼ばれるサウザーの手下が言ったセリフです。
ボロを着た男がフラフラと歩いているのを見て、その男を火炎放射器で焼いてしまったのです。
その直後にケンシロウが現れ、持っていた火炎放射器を奪うと「お前の言う通りだ」と言って、自らがケンシロウの火炎放射器で焼かれてしまったのです。
愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!!
愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!
<サウザー>
これは聖帝サウザーが師匠であるオウガイを殺した時の名言です。
サウザーが習得した南斗鳳凰拳は「一子相伝」の掟なので、免許皆伝と同時に前伝承者を倒されなければいけないのです。
この苦しみに耐えられなかったサウザーは「愛などいらぬ!!」と叫んだのです。
おれの拳、南斗鳳凰拳に構えはない!!
<サウザー>
南斗六聖拳の一人であるサウザーは、圧倒的な強さで有名でした。
ケンシロウと対峙した時に「なぜ構えぬ!!」と聞かれたサウザーは、このセリフを言いました。
サウザーの絶対的な自信と高いプライドが見て取れる名台詞だと思います。
ひ…退かぬ!!
媚びぬ、省みぬ!!
<サウザー>
ケンシロウに追い詰められたサウザーでしたが、決して敗北を認めることはなく、決死の攻撃を仕掛けます。
それをケンシロウは北斗有情猛翔破で撃退し、サウザーにとどめを刺したのです。
おれの拳は倒す相手を選ぶ。
<ケンシロウ>
大乗南拳のアサムは、ケンシロウの北斗神拳に敗れてしまいます。
とどめを刺さないケンシロウに対して「なぜ打たぬ」と聞きますが、ケンシロウはこのように答えました。
北斗神拳は最強の暗殺拳なので、その力を持つ人には愛が必要なのです。
なぜかといえば、自分の力(北斗神拳)で何でもできてしまうからです。
だからこそ北斗神拳伝承者には正しい使い方を判断できる道徳観と、他人への慈悲が求められるのです。
あああ!!
ひっ!!
ひでぶっ!!
<ハート>
北斗の拳といえば、一風変わった断末魔が有名ですよね。
北斗神拳を受けた人は、悲惨なまでに体が破壊されて、死に際に色々な言葉を発します。
「ひでぶっ!!」や「あべし!!」はとても有名ですが、それ以外にも下のような断末魔があります。
- うわっ、うわあ、うわらば
- ういっ!!ぽあ
- あっ、い!?うれえろお!!
- あは~、いい気持ちだ~~
- あぷぱ!
- ぺぶしゃ
- ほぴゃ!!
- あはら
- はぎょお!!
- たぶりゃあ!!
- らあべ
このような面白いセリフは、いわゆる『ザコキャラ』が発するケースが多くなっています。
光を失った役立たずのこの目でも涙だけはかれぬ!!
<シュウ>
シュウは南斗白鷺拳伝承者です
南斗六聖拳においては仁星の宿命を背負っていますが、南斗十人組手にケンシロウが挑んだ際、10人目の相手としてケンシロウに勝利します。
この時、ケンシロウを救うために、自らの両目を犠牲にしたのです。
なのでシュウの両目は見えないのですが、悲しいことがあれば涙くらい出るのです。