その男には三日間の命を与えた!!
<ラオウ>
レイはラオウと対決しますが、「拳王」と呼ばれているラオウには全く歯が立ちませんでしたが、殺されることもありませんでした。
この時、ラオウがレイを生かしておいた理由について語ったセリフです。
ラオウは「すぐに殺しては俺の恐怖は伝わらん」と言って、拳王と対峙した人が、その強さを周りの人に伝えられるようにしたのです。
天に帰る時がきたのだ!!
<ケンシロウ>
ケンシロウはラオウと対決した時、北斗神拳の奥義「無想転生」を放ちました。
その強さに拳王ラオウは驚愕します。
ラオウはいつも「天をつかむ」と豪語していたので、その言葉に被せてこのセリフを言ったのです。
わが生涯に一片の悔いなし!!
<ラオウ>
これは世紀末の覇者ラオウが昇天する時の名言です。
ケンシロウに敗れたラオウは「このラオウ天へ帰るのに人の手は借りぬ!!」と叫んで、自ら秘孔を突いたのです。
てめえらに今日を生きる資格はねぇ!!
<ケンシロウ>
これは悪党スペードが、老人ミスミから種もみを奪うために殺した時のセリフです。
か弱い老人が殺されてしまう現実を見たケンシロウは、作中で初めて怒りをあらわにしたのです。
兄よりすぐれた弟など存在しねぇ!!
<ジャギ>
ジャギは北斗神拳の伝承者争いから落ちこぼれた男ですが、北斗神拳伝承者がケンシロウに決まった際、ケンシロウを襲撃しますが返り討ちにあって顔面を歪まされます。
それによってジャギは、ケンシロウに対して強烈な劣等感を抱くようになりました。
北斗4兄弟の三男であり、北斗神拳の伝承者となったケンシロウの義兄なのですが、このセリフはジャギの劣等感がよく表れた名言だと思います。
ジャギ…、おれの名をいってみろ!!
<ケンシロウ>
ジャギはケンシロウの名を貶める為、ケンシロウと同じ七つの傷を胸に刻みました。
そして各地で悪さをしながら「おれの名をいってみろ」と言って回ったのです。
しかしその悪事がケンシロウにバレてしまい、ケンシロウからこの名台詞を言われる羽目になるのです。
てめえらの血は何色だーーーっ!!
<レイ>
世紀末の残酷な悪党どもに対して、レイは怒りを爆発させます。
普段クールなレイが珍しくブチ切れたシーンです。
たとえ命をくれと言ってもおれは拒まん。
言ってくれ、友の言葉として聞こう。
<レイ>
ケンシロウは義兄ジャギを倒すために旅立ちます。
その時レイに対して「ひとつだけ頼みがある」と言います。
それに対するレイの言葉がこの名台詞です。
ケンシロウの頼みは「バットとリン、あの二人を頼む」という内容でしたが、二人の絆がうかがい知れる名言だと思います。
意思を放棄した人間は人間にあらず!!
<ラオウ>
これは『無抵抗主義の村』を訪れた時、ラオウが叫んだセリフです。
何をされても無抵抗の村人達は、ラオウにとって奇妙に映りました。
なのでラオウは戦うこと(自分の意思を貫くこと)の重要性を説いたのです。
それでも無抵抗主義を続ける村人達に対して、ラオウは村長を殺害し、現実を教えたのです。
大海を知らぬ者がどうして王となれる。
世も知らず、人も見えず、まして親の心もわからぬ者が…
<ケンシロウ>
北方の王国・サヴァの国王はアサムで、その息子は3人いましたが、その3人はお互いに次期王位を争っていました。
その解決を託されたケンシロウは、末弟のサトラを倒し、このセリフを言ったのです。
その結果兄弟はお互いに結束し、愛について知ることになったのです。