もともと地上には道はない。
歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
<作家 魯迅>
これはビジネスにも通じる名言ですよね。
始めたばっかりの頃は道がないので、なかなか売上に繋がりませんが、競合他社が出てきたりすると、徐々に道が大きくなって、いづれビッグビジネスへと繋がっていくのです。
そう考えた場合、競合他社は多い方が良いことに気がつきますよね。
それがつまり『市場を形成する』ということなのです。
決断とは、目的を見失わない決心の維持に他ならない。
<政治家 ドワイト・アイゼンハワー>
人間は迷う生き物なので、それは仕方ないことだと思います。
それ故に、自ら決断しなければいけないのです。
知識を得たいなら、現実を変革する実践に参加しなければならない。
<政治家 毛沢東>
この名言では「知識」と表現されていますが、おそらく「知恵」のことを言っているのだと思います。
知識は座学でも増えますが、知恵は経験しなければ増えません。
なので”知恵のある人”になる為には、行動したり実践することが必要なのです。
人は必要に迫られると、すぐに実力を発揮する。
<哲学者 ピタゴラス>
「ピタゴラスの定理」で有名な哲学者です。
この言葉はとても共感できますよね。
誰でも夏休みの最後の日に宿題をやった記憶があるはずです。
自分を追い込むことで、実力を発揮できるのが人間の素晴らしさだと思います。
古きを温(たず)ねて新しきを知ればもって師たるべし。
<思想家 孔子>
これは「歴史を深く探求し、そこから新しい知識や見識を得ることができる人にこそ、指導者となる資格がある」という意味の言葉です。
「温故知新」の由来となった名言なので、ここで覚えておきましょう。
孔子の名言集は下の記事をご覧ください。
私は自分が何も知らないことを知っている。
<哲学者 ソクラテス>
古代ギリシャ最大の哲学者の一人である”ソクラテス”といえば「無知の知」ですよね。
自分が無知であることを知るのが出発点であり、ディベートのきっかけにもなり、真理の探究にも繋がるという、大変奥深い言葉です。
誰彼構わずに”ストリートディベート”を仕掛けて、周囲から「変人」と呼ばれていたソクラテスらしい言葉だと思います。
その語源となった名言なので、ここで覚えておきましょう。
人生は短いのではない。
我々がそれを短くしているのだ。
<哲学者 セネカ>
ルキウス・セネカはストア派の哲学者です。
ローマ皇帝だった暴君ネロの教育者として知られていますが、道徳論や人生論においては非常にすぐれた才能を発揮した人物なので要チェックです。
セネカの名言集は下の記事をご覧ください。
天才とは永遠の忍耐だ。
<芸術家 ミケランジェロ>
イタリアルネサンス期の”天才”と言われたミケランジェロの名言です。
芸術作品は完成するまで時間がかかるので、その間はどうしても忍耐が求められるはずです。
この名言と同時に、ミケランジェロは「世界は盲目であり、ただ裏切り者にのみ忠実である」と世の中を皮肉っています。
本物を見分ける事が出来ない世間を「盲目」と揶揄したのです。
感謝は支払われるべき当然の義務だが、それを期待する権利は誰にもない。
<思想家 ジャン・ジャック・ルソー>
「社会契約論」で有名なルソーの名言です。
ルソーはフランス啓蒙主義の代表的思想家ですが、真理を突いた思想が多いので、ビジネスパーソンであれば学ぶべき対象だと思います。
個人的には教育について書かれた「エミール」がおすすめなので、ぜひ一度手に取ってみてください。
物事の中で最悪なのは、決断できないことである。
<フランス皇帝 ナポレオン・ボナパルト>
決断できなければ、物事を前進させることができません。
他にもナポレオンは「偉人を作り上げるのは成功である」という名言を残しています。
つまり、物事を前進させるために勇気を持って決断し、その結果成功した人だけが、偉人として歴史に名を刻むのです。