加点主義の風土がやる気を生み出す。
<日本電産(Nidec) 永守重信>
加点主義と減点主義は真逆の考え方です。
チャレンジに失敗したらマイナス評価を与えるのが減点主義で、失敗したこと自体はマイナスと捉えず、むしろ果敢にチャレンジしたことをプラス評価とするのが加点主義の考え方です。
減点主義を採用すると、失敗を恐れてしまうため、仕事が停滞しだします。
つまり何もしない(=失敗しない)ことが”正義”になってしまうのです。
幸福は汗からの配当だ。
<マクドナルドCEO レイ・クロック>
泥臭さがにじみ出る名言ですよね。
レイ・クロックはマクドナルド兄弟から”マクドナルドの経営権”を取得し、本格的なフランチャイズ展開を始めました。
それを自伝としてまとめたのが「成功はゴミ箱の中に」という名著です。
興味がある人はぜひ読んでみてください。
本来、知識やお金は手段です。
<日本マクドナルド元CEO 原田泳幸>
たくさんの知識やお金を持っていても、それを活用できなければ”宝の持ち腐れ”です。
それらはあくまでも手段(ツール)なのだと理解しましょう。
10回やれば9回失敗している。
<ファーストリテイリングCEO 柳井正>
ユニクロを世界的なアパレルブランドに育て上げた名経営者が柳井正です。
しかしその道のりは決して順風満帆だったわけではなく、その勝率はおおよそ1勝9敗だったと語っています。
会社のためじゃなく、自分が幸福になるために働け。
<ホンダ創業者 本田宗一郎>
これはサラリーマンに伝えたい名言No.1です。
サラリーマンはどうしても「会社に貢献して出世したい!」と考えますが、「自分が何をやりたいのか?」というのが一番重要だと思います。
自分のやりたい仕事に就きましょう。
売れるものに乗っかって売上を伸ばすのは誰にでもできる。
売れないものを売れるようにするのが本当の商人ではないか。
<ツムラ社長 津村重舎>
これは”市場を創造する”大切さについて語った名言です。
既にある既存マーケットで戦っても、売上はたかがしれています。
そうではなくて新しい需要を生み出した方がビッグビジネスになりますよね。
「漢方を科学する」を創業精神にしているツムラらしい言葉だと思います。
カップは即席麺の包装材料である。
ところが、お湯を注いで蒸らす時は調理器具となる。
フォークで食べる時、それは食器になる。
一つで三役をこなすような容器が、かつて市場に出たことがあっただろうか。
<日清食品創業者 安藤百福>
この事実に気づいている人は少ないですが、カップラーメンの容器は一つで三役をこなしているのです。
これが大きなイノベーションだったと、安藤百福は語っています。
私はハンバーガーを売っているのではなく時間を売っている。
それも楽しさを持った時間を売っているのだ。
<日本マクドナルド創業者 藤田田>
前述した通り、日本人が豊かになっていくと、時間が足りなくなっていくので「時間の節約&短縮」や「簡便化」というニーズが出てきます。
そのニーズを満たすのがマクドナルドなのですが、そこへさらに喜びや感動もプラスして提供したと藤田田は語っています。
日本の弱点は人材の流動性のなさです。
<日本マクドナルド元CEO 原田泳幸>
今では転職が当たり前になりましたが、依然として変わらないのが”解雇要件”のキツさです。
日本では労働者保護という観点が強いので、企業側の都合で従業員を解雇できないのです。
これは日本の弱点であり、弱みであると思います。
会社を持っておくと、なんでも経費にすることができます。
<起業家 ひろゆき(西村博之)>
「なんでも経費にすることができる」というのは少し大げさですが、実際にはほとんどが経費にできるはずです。
このあたりは節税の話になりますが、私が起業する前に読んだ「大村大二郎」氏が書いた本のリンクを記載しておきます。
かなり参考になったので、独立起業を目指す人はぜひ読んでみてください。