最低でもA評価でなければ入隊させない。
A評価の人とは、イーロン・マスク曰く「特殊部隊員」みたいな人のことです。
極めて高い能力を持っていて、命がけで組織のために働く人材のことを「A評価」と呼んでいます。
スタートアップ企業を成功させたいのであれば、絶対に”A評価の人”しか入れてはいけないと語っています。
当時、ロケット会社を作るつもりだと人に話すと、君はどうかしているって思われたよ。
常軌を逸した考え方をする人は、世の中を変える力があります。
ネジの外れた考え方をするぐらいが、起業家にはちょうど良いのかもしれません。
最高に楽しいのは、社内のエンジニアたちと一緒にアイデアを考え出して、新たな挑戦をすることだけどね。
イーロン・マスクはエンジニアなので、ものづくりが楽しいそうです。
でもCEOという立場なので、財務会議や投資家との打ち合わせにも参加するのですが、それらの仕事を「本当はやりたくない」と語っています。
もうアポロ時代とは違うってわけだ。
人類史上初めて月面着陸に成功したアポロ11号が打ち上げられたのは1969年でした。
そこから50年以上経過しますが、その間ほとんど宇宙ビジネスは進化しなかったのです。
イーロン・マスクが出てきてから、一気にビジネスが加速したのは驚きですよね。
- 正しい原則を定めているか?
- その原則は今の時代に即しているか?
- その原則に基づいて正しい結論を導いているか?
これが批判的思考の本質だ。
イーロン・マスクは「人間は直視すべき情報から目をそらす傾向がある」と語っています。
自分自身を律する必要があるということでしょう。
確実に成功するわけじゃないが、とにかくやってみるつもりだ。
綿密なシミュレーションを行って、それが正しいか証明するために行動します。
その成功確率が100%になることはあり得ませんが、それがイノベーションにつながるのだと思います。
とにかく行動することが重要なのです。
自分が本当に信頼している人から、低い評価を受けたとする。
自分が疑問に思う人から、それより高い評価を受けたとする。
どちらか選択するとしたら、低い評価を選ぶべきだ。
これは判断基準について語った名言です。
簡単に要約すると「自分に甘くする人より、厳しくする人と付き合え」ということだと思います。
ペイパルを売却した時の収入は、税引き後で約1億8000万ドルだった。
そのうち1億ドルをスペースXに、7000万ドルをテスラに、1000万ドルをソーラーシティにつぎ込んだんだ。
そうしたら、家賃が払えなくなって本当に借金する羽目になったよ。
イーロン・マスクは、典型的なシリアルアントレプレナーです。
稼いだ金額で打ち止めすることはなく、人類の発展のために、文字通り「身を削り」ながら投資しているのです。
これは普通の起業家の感覚ではないと思います。
最初のステップは、可能性の存在を明らかにすることだ。
そうすれば、自ずと実現性が見えてくる。
チャレンジしなければ何も変わりません。
たとえ失敗したとしても、チャレンジすることが重要だと思います。
私はスペースXのCEOであると同時に、ヘッドエンジニア兼チーフデザイナーでもある。
だから、金の事しか頭にないような奴には負けない。
自社の技術に疎いCEOに出くわすことがあるが、呆れてしまうよ。
イーロン・マスクの事を「錬金術師」のように表現する人がいますが、現場レベルで言えばスペースX社のヘッドエンジニア兼チーフデザイナーなのです。
イーロン・マスク曰く「設計図がなくてもロケットを改良できるレベル」ということなので、その実力は想像に値しますよね。