ピーター・F・ドラッカーの名言11

まず果たすべき責任は、自らのために最高のものを引き出すことである。

<非営利組織の経営より>

人間は、自分の能力以上の仕事ができません。

逆に言ってしまうと、自分の持ってる能力を最大限に引き出して仕事をすべきなのです。

その上で周囲を巻き込んでいけば、自分でも驚くような結果が出せるはず。


ピーター・F・ドラッカーの名言12

成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。

いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。

<非営利組織の経営より>

これはつまり基本が重要だということです。

その基本とは、合理的思考と圧倒的な行動力です。


ピーター・F・ドラッカーの名言13

成果を上げることは一つの習慣である。

<経営者の条件より>

ドラッカーは下のようにも言っています。

「成果に結びつくのは、実践的な能力の積み重ねである。実践的な能力は習得することができる。それは単純である。呆れるほどに単純である。」

つまり日々の積み重ねが知恵になっていき、それが少しずつ成果へと繋がっていくのです。


ピーター・F・ドラッカーの名言14

卓越するには特別の才能が必要である。

だが成果を上げるには、人並みの能力があれば十分である。

<経営者の条件より>

「自分は優秀じゃない…」と斜に構える必要などありません。

人並みの能力さえあれば、十分結果を出すことができるのです。


ピーター・F・ドラッカーの名言15

仕事を生産的なものにするには、成果すなわち仕事のアウトプットを中心に考えなければならない。

<マネジメントより>

これは目的と手段について語った名言です。

多くの場合には技能や情報、知識など自分がインプットしているものを基準にスタートしてしまいますが、それはあくまでも手段に過ぎません。

まずは目的を明確にし、そこへたどり着くために手段を使うのです。

それはつまりクリエイティブな作業ということです。


ピーター・F・ドラッカーの名言16

自ら成果を上げるということは、一つの革命である。

前例のない全く新しい種類のことが要求される。

あたかも組織のトップであるかのように考え、行動することが要求される。

<明日を支配するものより>

これは当事者意識を持つ重要性について語った名言です。

よく「当事者意識を持って!」と言われますが、それは仕事で成果を出すために必要だからなのです。


ピーター・F・ドラッカーの名言17

習得することができず、もともと持っていなければならない資質がある。

他から得ることができず、どうしても身につけていなければいけない資質がある。

才能ではなく真摯さである。

<現代の経営より>

これは100%共感できる名言ですよね。

個人的には「誠実さ」と言っていますが、これだけは他から得ることができません。

常に誠実さを持つように心掛けましょう。


ピーター・F・ドラッカーの名言18

成果を上げるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。

手元の仕事から顔を上げ、目標に目を向ける。

<経営者の条件より>

これはビジョンを掲げる大切さについて語った名言だと思います。

明確なビジョンを掲げなければ、自分の目指すべき場所が分からず、社員は目の前の作業だけに没頭してしまいます。

それでは目的地がわからずに歩いているのと同じなので、組織全体が活性化しないのです。


ピーター・F・ドラッカーの名言19

自らの貢献を問うことは、可能性を追求することである。

<経営者の条件より>

組織に貢献するということは、知識や技能を身につけたり、自己啓発したり、自らの強みをさらに磨くことにつながっていきます。

それを社員全員が行えば、全体の底上げにつながっていくのです。


ピーター・F・ドラッカーの名言20

目標は難しいものにしなければならない。

背伸びをさせるものでなければならない。

だが、可能でなければならない。

<明日を支配するものより>

経営者や事業責任者にとって、目標設定はとても重要な意味を持っています。

「どれくらいの目標にすればいいのか?」というのは、常に抱いている疑問だと思いますが、ドラッカーは「背伸びをすれば達成できるかもしれない、難しいものにするべき」と回答しています。




関連キーワード
営業系の副業情報サイト「side bizz」

営業系の副業を探すならside bizz(サイドビズ)を要チェック!

サイドビズには”紹介するだけで稼げる”副業情報が多数掲載中!

サイト利用料は全て無料(0円)!

おすすめの記事