道元の名言11

桃花のさかりなるをみて、忽然として悟道す

色々難しいことを考えていると疲れますよね。

そんな時には、素直な心で桃の花を眺めるのが良いでしょう。

そうすれば宇宙の力の偉大さや、自分のちっぽけさに気付くでしょう。

今まで目にも留めなかった、桃の花の美しさにも気付けるはずです。


道元の名言12

花は年々に開くけれども、皆得悟するにあらず

これは桜の花を見た時の名言です。

桜の花は毎年咲いて、儚く散っていきます。

その美しさを感じる人もいれば、花より団子ということで、酒ばかり飲んでる人もいるのです。

物事の本質を追求しない生き方では虚しいですよね。


道元の名言13

志の到らざることは無常を思わざるに依るなり

無常というのは、儚い様子を指します。

人間も花にも寿命があるのです。

しかしもし寿命がなかった場合、年中咲いてる桜など見に行きませんよね。

寿命があるからこそ、価値が出るのではないでしょうか。


道元の名言14

いはゆる粥をば、御粥と申すべし

飯のことを御飯と言いますよね。

味噌汁のことを御味噌汁と言いますよね。

「衆生本来仏なり」という言葉もありますが、仏教的な考えでは、人間はもともと仏になることを目指して生きています。

なので、飯を食べるのは”単なる人”ではなくて、仏の心を持った尊い人なのです。

そのような人が食べる食べ物のことを、御飯や御味噌汁と呼んでいるのです。


道元の名言15

食をして法と等ならしむ

道元は「一杯の水を飲み干す時にも感謝をするべきだ」と言っています。

水は大宇宙という巨大な生命体がもたらしてくれた命の恵みです。

その水があるから生物や植物は生きることができ、人間も健康でいられるのです。


道元の名言16

他は是れ、吾にあらず

他人は他人、自分は自分です。

他人を批判する前に、自分のことを見つめ直してみましょう。


道元の名言17

愛語よく回天の力あり

人を思いやることで、愛語が生まれてきます。

その代表例が「ありがとう」という言葉だと思います。

プラスの効果をもたらしてくれる愛語を積極的に使っていきましょう。

これと似た考え方に、斎藤一人さんの「天国言葉」があります。

気になる人は下の記事をご覧ください。


道元の名言18

自己をならふといふは自己を忘れるるなり

道元は、時に「考えるのをやめてみるのも良い」と言っています。

もっと広い視野をもって、つまり宇宙規模で物事を考えてみれば、自分の悩みなんてちっぽけなものだと気付くはずです。


道元の名言19

知発にあらず菩提心発なり

知発にあらずとは「いくら常識を身につけたとしても、それだけで社会を生きていくことはできない」ということです。

そして菩提心発なりとは「純粋で心温かな言動」のことを指します。

この名言はつまり「頭でっかちにならずに、真心で生きよ」という意味なのです。


道元の名言20

坐禅は静処よろし

そもそも座禅とは、「座って静かに思い、静かに観る」ことを言います。

それでは何を思い、何を観るのでしょうか?

そのことについて道元は「欠気一息あるべし」と言って、自分の一息を感じなさいと語っています。

この一息があるから我々人間は生きているのです。




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