過去は元通りにはならない。
いったんおがくずになったものを鋸(のこぎり)で引いても始まらない。
過去を悔やんでも仕方ありません。
反省するのは良いですが、前進するのをやめてはいけません。
私たちが敵に憎しみを感じると、むしろ自分自身が敵に支配されることになる。
そしてその支配力は私たちの睡眠・食欲・血圧・健康・幸福にまで及んでくる。
人を憎むことは、自分の心も蝕んでいきます。
そう考えた場合、人を許せば自分の心が穏やかになっていくのです。
最悪の事柄を受け入れてしまえば、もはや失うものはなくなる。
裏を返して言えば、どう転んでも儲けものなのだ。
100点満点を目指すからしんどいのです。
最初が0点であれば、あとは加算されていくだけです。
一年前にあなたが悩んでいた事柄を思い出していただきたい。
1年前の悩み事なんて思い出せませんよね。
日々の悩み事は、意外とたいしたこと無いのかもしれません。
自分の決心が正しいかどうか心配して、貴重な時間を浪費するな。
あくまでやり通せ!
自分の判断が正しいかは、その時に分かりません。
「勝てば官軍」ということわざがあります。
結果を見てみないと、それが正しかったかどうかの判断などできないのです。
眠れなければ、床の中でくよくよしていないで、起き上がって何かをすれば良い。
効率よく睡眠した方が良いと思います。
布団の中で1時間ゴロゴロするくらいなら、起き上がって行動しましょう。
解決策が得られるまで、問題をありとあらゆる観点から考える。
だが問題が解決したら、もう二度と気にしないことだ。
過去にとらわれるのは悪いことです。
前進しなければ何も始まらないのです。
憎しみは、他のどんなものよりもエネルギーを消耗する。
怒りのエネルギーはとても大きいですよね。
人間は他者に期待した結果、裏切られた時に怒るのです。
それであれば、他者に期待するのを最初からやめましょう。
幸福になりたければ、やれ恩を返せだの恩知らずだのと言わないで、人に尽くす喜びだけを生きがいにしようではないか。
他人を幸せにすることが、自分の幸福に繋がるのです。
これが「幸福とは?」に対する回答です。
あなたが明日会う人々の3/4は、「自分と同じ意見の者はいないか?」と必死になって探している。
この望みを叶えてやるのが、人に好かれる秘訣である。
人の話を聞いて、親身になりましょう。
そうすればきっと「道は開ける」のです。
まとめ
ここまでデール・カーネギーの名言集を解説してきました。
どれも座右の銘になるような言葉ばかりですよね。
あなたの人生を変えてくれるような格言ばかりなので、ぜひ参考にしてください。