殺人以外なら何をやってもいい
もちろん「殺人」はやってはいけない犯罪です。
しかしブラック企業も収益を求めているので、極端な発想で現場を鼓舞するのです。
ノルマを達成するまで絶対に帰ってくるな!
営業職であれば、一度くらいはこのセリフを言われたことがあるはずです。
実際にノルマ達成できなければ会社に帰れないので、いつまでたっても外回り営業をする羽目になります。
これは営業職にとって生き地獄と言えるでしょう。
ナチュラルハイになるぐらいが丁度いい
ナチュラルハイとは、麻薬や覚醒 (かくせい) 剤などを使用することなく、合法的かつ自然に幻覚症状を体験することを言います。
人間は疲れたり、生命危機に追い込まれると、自分の身を守るため「ナチュラルハイになる」と言われています。
これは自分を極限まで追い込んでいる状態なので、大変危険な状態だと思います。
しかし、ブラック企業ではそれが常態化しているのです。
1分で寝れないのは頑張ってない証拠
なんでもそうですが、一生懸命頑張っているとクタクタになって、すぐに寝れますよね。
それを逆手に取るように、ブラック企業は「仕事を頑張れば人間は疲れるので、すぐに寝れないのは頑張っていない証拠」だと主張するのです。
これは極端な発想なので、ブラック企業らしい論理の名言だと思います。
上司が「白」と言ったら、カラスだって白くなる
これは軍隊式の考え方ですが「上司の言うことが絶対」という極端な思想を持っている会社があるのです。
今でもこのような考え方を持っている会社はたくさんあるので、そのような会社は間違いなくブラック企業だと思います。
悩みがないのは仕事をしていない証拠
これはとある大企業の社長が廊下ですれ違った社員に対して、いきなり「何か悩みはあるか?」と質問した逸話に基づいています。
その時に社員は「特にありません」と答えたそうですが、それに対して「悩みが無いのは仕事をしてない証拠だ!」と怒鳴ったそうです。
昭和の時代であれば通用したかもしれませんが、このようなワンマン社長がいる場合には注意しましょう。
売れれば何でもOK!
これはブラック企業の営業理念ともいえる考え方です。
ブラック企業は生き残るために必死なので、とにかく何でもやります。
もし経営幹部からこのような発言があれば、間違いなくブラック企業でしょう。
ウチは実力主義だから厳しいよ
もし入社前にこのようなセリフを言われたら要注意です。
実力主義は、雇用主(企業)にとって都合いい仕組みなので、やりがい搾取されるケースが多いのです。
経費申請するなんて生意気
顧客との商談でカフェを利用し、その時のコーヒー代500円を経費申請した時、編集部メンバーが前職の時に実際言われたセリフです。
所属会社のトップセールスとして活躍していたメンバーでしたが、コーヒー1杯すら経費申請できない環境にうんざりしたそうです。
ランチタイムは15分以内が常識だぞ
このブラック名言も、大手企業に以前勤めていた編集部メンバーが1時間の昼休憩後、実際に上司から言われたセリフです。
「昼休憩は1時間」と就業規則に明記されていたにもかかわらず、上司は平気で「ランチタイムは15分以内が常識だぞ」と言ってきたそうです。
その時は「すいません…」と受け入れたそうですが、今考えると異常だったことに気付くそうです。