死んだらいくらでも休める!
この言葉はとても極端だと思いますが、そもそも「死=休み」という考え方がよく理解できません。
この名言はブラック企業が都合よく使いそうなフレーズだと思います。
風邪で休むなんて気が緩んでる証拠
このブラックフレーズは、ほとんどのサラリーマンが言われたことのあるキーワードだと思います。
あまりに一般的なので、口癖になっていたり、部下に言ったことがある人も多いでしょう。
しかし本質的に、気の緩みと風邪を引くことには、何の因果関係もありません。
現代社会でこのような言い回しを使うのは非常に危険なので注意しましょう。
仕事は見て覚えるもの
責任を部下に押し付けるブラック企業が大好きなフレーズだと思います。
確かに仕事は自分で考えるものですが、作業は上司が教えるものです。
仕事の基礎となる作業ができて、初めて本来の仕事に取り掛かれるのです。
仕事ができない責任を部下に押し付けるようなブラックフレーズですよね。
過労死するなんて自己管理不足
時代錯誤甚だしいブラックフレーズだと思います。
このような考え方を持っている企業に勤めていると、いづれ過労死する可能性があります。
命をかけてまで働く必要などありません。
そんな会社とは、さっさとおさらばしましょう。
お前の代わりはいくらでもいる
いかにもパワハラ上司が言いそうなフレーズですよね。
この言葉をチョイスするセンスもそうですが、部下のマネジメント方法も無能としか言いようがありません。
このような上司にならないように、今のうちからコーチングを学んでおきましょう。
給料が出るのを当たり前だと思うな!
まず言いたいのは、給料が出るのは当たり前のことです。
労働者は労働力を提供して、その対価(賃金)を受け取る権利を有しています。
なので、このブラック名言が言っていることは支離滅裂でよく分かりません。
給料を貰いながら学べるなんてラッキーだな!
この考え方はブラック企業が得意とするロジックです。
従業員に対して後ろめたさを持たせることで、優位性を維持しようとするのです。
これはマインドコントロールの一種なので、このような上司がいる場合は注意した方が良いでしょう。
仕事とプライベートを分けるなんて損してる
このブラック名言は「とにかく馬車馬のように働かせよう」という魂胆が丸見えのフレーズです。
勤務時間はもちろんですが、プライベートタイムにサービス残業をさせることで、会社への忠誠心を高めて、都合良く使い倒す意図があるのです。
「ワーク・ライフ・バランス」が叫ばれている現代で、このような発想はもはや原始人と言わざるを得ません。
寿退社する奴は人間のクズ
40歳前後の独身男性やお局さんが言いそうなフレーズですよね。
退職するかどうかは本人の自由です。
もちろん仕事に影響を与えないような退職タイミングを選ぶべきですが、タイミング的に悪くないのであれば、寿退社することは全く問題ありません。
単なる個人的な嫉妬だと思いますが、それを言える環境が整っているのは問題だと思います。
顧客を殺して一人前
このブラックフレーズは、以前証券会社に勤務していたメンバーが実際に上司から言われた言葉です。
「顧客を殺す」というのは、実際に刺したりするわけじゃなくて、「顧客の資産をゼロにする」という意味です。
顧客が持っている資産を身ぐるみ剥がして、そこから手数料を掠め取るのです。
すると顧客の資産はどんどん減っていきますよね。
結果的に顧客の資産はゼロになり、金融的には死んでしまうのです。
その反面、資産運用していた証券マンは莫大な手数料収入を得るため、会社では出世していきます。
すると晴れて「一人前」と呼ばれるのです。